新スヌーピーミュージアム、南町田に
12月オープン 常設展示・ワークショ
ップ・アクティビティの提供も

新スヌーピーミュージアムが、2019年12月に、「南町田グランベリーパーク」にて再オープンすることが決定した。
田園都市線南町田駅直結の商業施設・南町田グランベリーパークは、今年11月にオープン予定。鶴間公園と旧グランベリーモール跡地を中心とする広大なエリアに、約230店舗が出店となる。スヌーピーミュージアムは、この商業施設と公園の中間に位置する「パークライフ・サイト」に開館予定だ。
スヌーピーミュージアム建設予定地
2016年4月から2018年9月までオープンしていた六本木のスヌーピーミュージアムは、再開発前提の暫定利用を目的に設立。2年半の期間で、約136万人が来場した。しかし、六本木という繁華街にありながら、東京都在住の来場者は全体の約30パーセントほど。地方のほか、海外からわざわざ足を運ぶような人々も多かったという。
スヌーピーミュージアム館長・中山三善氏
都心部の六本木から郊外である南町田への移転について、スヌーピーミュージアム館長・中山三善氏は、以下のように語った。
「東京都心部で再オープンさせるとなると、土地の都合上、どうしてもビルの中になってしまいます。しかし、スヌーピーの原作漫画『ピーナッツ』の作者であるチャールズ・シュルツさんは、カリフォルニア州のサンタローザという田舎町に住みながら漫画を描いていました。世界最大の『ピーナッツ』原画コレクションを誇るシュルツ美術館(米カリフォルニア州)も、そうした緑豊かな環境の中にあります。日本のスヌーピーミュージアムは世界に唯一の分館ということで、シュルツ美術館と同様、緑に囲まれた環境に作れればと思い、南町田に移転することとなりました」
独立した美術館を建設できる立地の余裕と、鶴間公園に隣接した自然豊かな環境が、今回の移転の決め手となったという。
パークライフ・サイト俯瞰イメージ
新スヌーピーミュージアムは、これまでと同じくシュルツ美術館の公式サテライトとして、ピーナッツやスヌーピーの魅力を貴重な原画や資料で紹介。本館は、地上3階・地下1階の構造で、延床面積は約2,600平米。隣接のカフェも合計すると、約2,800平米の広さとなる。
六本木の約2倍の規模となる館内には、常設展示室や専用のワークショップルームを設け、この場所でしか手に入れることのできないオリジナルグッズを販売する。また、隣接するアネックスには、カフェも併設。さらに館外では、緑あふれる環境を活かした多彩なアクティビティも提供する予定だ。
六本木のスヌーピーミュージアムでは半年毎に展示替えをしていたが、こちらでは2・3階に常設展示室を配置するということで、館長・中山氏は、「充実した展示ができ、お客さまにも楽しんでいただけると思います」と語った。
スヌーピーミュージアム建設予定地
また、グランフロント大阪にて、2019年6月16日まで『スヌーピーミュージアム展』も開催中だ(※名古屋を巡回予定)。新スヌーピーミュージアム開館前に、こちらの展覧会もぜひチェックしてほしい。
(c) Peanuts Worldwide LLC

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