ただひたすらに相手を想う、片恋の永遠の美しさ…コブクロ「未来」

ただひたすらに相手を想う、片恋の永遠の美しさ…コブクロ「未来」

ただひたすらに相手を想う、片恋の永
遠の美しさ…コブクロ「未来」

永遠の片恋の美しさ

コブクロいわく、「片恋の美しさは永遠です」。その言葉通り、名曲「未来」で語られる片恋は、みずみずしく美しい。こんなにも美しい世界に存在できるのであれば、たとえ恋がかなわなくても幸せなのではないかと思うほどです。
自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先する「コブクロの片恋」の美しさにひたってみませんか。
さっそく歌詞を見ていきましょう。
相手のすべてを受け入れる愛
「同じ枝の上を並んで咲いてみたい」とは、「同じ道を共に歩んでいきたい」という意味だと受け取れますね。
この歌詞に登場する主人公は、相手に深い愛を持っていることがわかります。
なぜなら、「同じ道を歩みたい」というのは、プロポーズですよね。結婚して、子どもを持って、共に年老いて…。主人公が「道」の先にイメージしているのは、このような温かい家庭でしょう。
でも、「咲いてみたい」ということは、まだ想いはかなっていない。それでも相手を愛しています。
「見せられない心がある」ということは、もしかしたら「君」は、心に大きな傷を負ったのかもしれません。
想いがかなっていないことも、自分の知らない傷があることも、すべてを受け入れて愛しているのでしょう。
ただひたすらに相手の役に立ちたいと願う大きな愛が伝わってきますね。「肩にもたれてくれたら」、どんなに重い荷物でも喜んで持ってくれる姿が目に浮かびます。
こんなにも愛されたら、あっという間に両想いになりそうなのですが…。
歌詞の続きを見ていきましょう。
告白すらしない「ただそばにいる」愛

「君」が歌の主人公以外の人を愛していることが伝わってくるフレーズです。特に「心深くに身を知る雨」の一言が刺さりますね。
自分以外の人を愛していることを知りながらも、片恋を止められないほど好きな相手なのに、「想いは届けぬままでいい」と告白すらしない。恋愛関係で「結ばれぬまま」でもいい。
それは「身の程を知っている」からではなく、相手への深い愛ゆえでしょう。他に愛する人がいて、その人と幸せになることを願っているのなら、その願いを邪魔したくないという気持ち。
また、告白することによって、逆に「このまま好きでいる」ことができなくなることを恐れる気持ちもあるのかもしれませんね。
「結ばれぬまま解けもしない」ので、「解けない関係=友達関係」の中で、友達としてできることを最大限にしてあげたいという気持ちがあるのでしょう。
本心では恋愛関係を望みながら友情の中にとどまる、愛情と友情のはざまで葛藤する主人公。
それでも「そばにいたい」と強く願って、そばにいて「君」を守っています。
片恋の美しさが胸にせまる、一度聴いたら忘れられない歌ですね。
これからも、ずっと美しいラブソングを
画像引用元 (Amazon)
この「未来」は、実は高野苺先生の漫画「orange」(双葉社)を読んで作ったとのこと。
「未来」は、みずみずしい感受性を共有する高野先生とコブクロの、最強のコラボレーションでもあるのです。
「orange」を読みながら「未来」を聴くのも、「未来」の楽しみ方の一つなのではないでしょうか。
コブクロ「未来」コミックス「orange」ver.

現在、結成20周年を記念した全国ツアーを行っているコブクロ。
これからも、ずっとずっと美しいラブソングを届けて欲しい。その歌を愛し、励みにしているたくさんの人たちのために。
TEXT 三田綾子

アーティスト

UtaTen

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