SUPERNOVA「皆さんとともに過ごせる
ことが幸せ」10年ぶり思い出の地で笑

 SUPERNOVAが15日、東京・池袋サンシャインシティ 噴水広場で、最新シングル「BANG★」リリース記念イベントを開催。同曲とカップリングの「Everytime」の2曲を披露するミニライブをおこない、その後握手会でファンとの交流を楽しんだ。約10年ぶりにメンバー揃って同会場のステージに立った彼ら。グァンスは「日本でたくさんの皆さんとともに過ごせることが幸せです」と述べ、集まった約2500人の観衆の前で熱いパフォーマンスを見せた。

 SUPERNOVAは昨年「超新星」から改名し、新たなスタートを切った。「BANG★」は、今年日本デビュー10周年を迎える彼らの“10周年YEAR第1弾シングル”。4月におこなった全国ツアー『SUPERNOVA 2019 LIVE TOUR 「SUPERNOVA-02」~THE COLOR~』でも披露されており、ファンとともに踊って楽しめる曲として話題となっている。

 会場にメンバーが登場すると、大きな歓声と拍手が彼らを迎えた。ユナクが「聴いて下さい」と呼びかけ、3月に公開された映画『L□DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(※□は白抜きハートマーク)の挿入歌であり、カップリングとしても収録されている「Everytime」を披露。しっとりとしたミディアムナンバーながら、ジヒョク、グァンス、ゴニルのラップ調の歌唱で曲のメリハリをつける。

 続く「BANG★」はビートの効いたパーティーチューン。グァンスが「のれる曲に仕上がっているので、みんなと一緒に踊りたい」と言うように、サビでは観衆とともに手を振って一体感のあるステージを見せた。

 10年前の2009年9月に1stシングル「キミだけをずっと」で日本デビューを飾った彼ら。サンシャインシティ噴水広場は、そのデビュー記念イベントをおこなった、思い出深い場所。ジヒョクは「思い出すよね…泣きながら握手したので、またこの場所にみんなで立てて嬉しいです」と10年前を振り返った。

 グァンスは「こうして10年経って、また日本でたくさんの皆さんとともに過ごせることが幸せです」としみじみと語った。ソンジェも「皆さんのおかげです」と感謝を述べた。

 また、イベントでは10年の軌跡をインタビューとともに振り返るドキュメンタリーと2059年の近未来のメンバーの姿をドラマ化したショートムービーを収録した映画『超新星 10th Anniversary Film~絆は永遠に~』が7月26日に公開されることも発表された。

 映画について、グァンスは「(特殊メイク)を落とすのに、3時間くらいかかって…。二度とやりたくないと思いました(笑)。でも、皆さんへの想いなどがたくさん詰まっていますので観て下さい」と老人を演じるために施した特殊メイクのエピソードも明かした。ゴニルは「これならお爺さんになっても、おばさんをナンパできると思いました(笑)。両親にも見てもらって、『いいんじゃない』と言ってもらえました」とメンバー内で一番イケメンの老人になったことを誇らしげに語った。

 さらに、8月28日に彼らのアルバム(タイトル未定)がリリースされることも明かされ、会場に歓声が響いた。グァンスは「すでに作業を始めていて、良い曲たちを届けたいので楽しみにしていて下さい」と呼びかけた。【撮影・取材=松尾模糊】

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