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【emiko インタビュー】
集まってくださった方々
ひとりひとりに、
きちんと歌を届けたいという
想いは強いと思います

今年デビュー20周年のemiko。デビュー前に作った自身の楽曲が著名アニメに起用され、成長とともに楽曲の内容や伝達手段も変化を見せ、現在は鍵盤の弾き語りを基調に自身の心の機微や日常の感受を歌い届けているシンガーソングライターだ。そんな彼女がデビュー20周年ライヴを6月30日に行なう。そこではきっとアットホームで温かい雰囲気の中、多分な明日への活力が得られることだろう。

寂しく響くかもしれませんが、
前向きなメッセージを込めています

CDデビュー20周年おめでとうございます。ここまで歌の表現などを変化させつつも、ずっと歌を届け続けてこられましたが、この20年を振り返っていかがですか?

あっと言う間だったというのが正直なところです。濃い内容でしたが、そのわりにはゆっくりじっくり、ひとつのことをやり続けられたことが多かったですね。

それは例えば?

振り返ると、長きに渡って定期的にお声掛けいただいているコンサートが多いと思います。サンストリート亀戸のステージではフリーライヴをさせていただいて、スタート当初から15年近く定期的に出演させてもらいました。あと、プリンスホテルでもライヴを定期的にやらせていただいたり、はとバスさん主催の苗場で行なっている『大感謝祭』のステージには3年連続で呼んでいただいています。

それもじっくりとその地やステージにて何かを育んできた成果のように感じます。

そうだと嬉しいですね。私としては毎年呼んでいただけるだけで感謝の気持ちでいっぱいです。毎年、“次回もあったら、また出られるといいな。呼んでいただけたら嬉しいな”なんて希望を抱いている中、欠かさずお声掛けをいただいて、本当に毎年嬉しく思っています。

それも何度も足を運んでくださるお客さんがいらっしゃるからだと思います。

“毎回来てます”とか“3年連続で来てます”と、終演後にお客さんから言っていただけたりもして、それを実感することもあります。フリーライヴやリゾート地でのライヴはステージの関係上、やはり初見の方が多いんですが、スッと心の中に入り込んで胸に残せる、そんな歌を歌いたいという気持ちで毎回ライヴに挑んでいます。

初見のお客さんの心を掴むには結構な労力が必要な気がしますが。

大変ですね(笑)。お客さんも毎回違うわけですし、私のことや私の歌を知らない中、興味を持ってもらったり、足を止めて聴いてもらわなくてはならないわけですから。出る時は毎回不安ですし、出たあとの反応も気になります。その時その時、“今日の自分を歌う”という気持ちで臨んでいます。

その“今日の自分”とは?

やはり1度しかお会いできないお客さんも多いと思うんです。大袈裟に言うと、もう一生会わない方もいらっしゃるかもしれない。それを念頭に毎回一本勝負のような気持ちで臨んでいます。その時の1回限りだと思って集中してやる…その繰り返しですね。もちろん大勢の方に届けたいし、届いたらいいなという気持ちはありますけど、まずは素直にその曲に入り込んで歌うことを心掛けています。

そんな初見だったお客さんからは、どのような感想やリアクションをいただくことが多いですか?

さまざまですね。“夫婦喧嘩をして家を飛び出て、行くところもなくここに座っていたんですが、歌を聴いていたら素直な気持ちになれて、家に帰って謝ろうと思います”と言ってくださった方や、“明日からまた頑張れる元気をいただきました”とか“癒されました”とか、前向きな気持ちになったという感想をいただくことが多いです。

分かる気がします。emikoさんの楽曲は日常や身近なことを歌われている曲が多いので、親近感が沸くのでしょうね。

私の曲は寂しく響くものも多いかもしれませんが、自分としてはそんな中でも前向きなメッセージを込めているつもりなんです。歌詞にもなるべく自分が経験したことを書いていて、例えば誰かが亡くなった時の想いや、友人やペットに向けての想いを綴っています。ちょっと悲しく感じる曲もあると思うんですけど、その悲しみを引きずるのではなく、そこから一歩踏み出す気持ちを持って生きたいという想いを込めています。そういった部分が聴いてくださる方にもリンクして届いていたら嬉しいですね。やはり共感していただけるのが、もっとも嬉しいことですから。
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OKMusic編集部

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