GLAY 令和最初のライブは平成の名曲
オンパーレード

GLAYが令和初となるライブ『セブン−イレブン Premium Live GLAY HERITAGE 2019』を2019年5月7日(火)に東京・Zepp DiverCity、10日(金)に大阪・Zepp Osaka Baysideにて開催。当日のオフィシャルレポートが到着した。

今回のライブは、昨年2018年にセブン−イレブン限定で販売されていた『GLAY SPECIAL 7 LIVES LIMITED BOX』購入者の中から、抽選で東京・大阪合わせて5000名を招待して行ったプレミアムライブ。特に東京公演に関しては、GLAYの令和初ライブともあり、記念すべき公演となった。
今回のために用意された特別なステージが赤いライトで照らし出され、よくセブン−イレブンのCMで耳にするフレーズのSEが流れると、メンバーがステージに登場。TERU(Vo)の「熱く行こうぜ!」の掛け声と共に、令和初となるGLAYのライブは爽やかなミディアムナンバー「愁いのPrisoner」でスタート。この楽曲は昨年のセブン−イレブンフェアタイアップ楽曲でもあり、今回のライブを代表するナンバーと言える。続いて披露したのは、GLAYのヒットナンバー「SOUL LOVE」。イントロのギターが鳴っただけで会場からは歓声が上がり、いきなりのヒットナンバーに会場は早くもヒートアップした。
GLAY 撮影=田辺佳子
そして今回ライブタイトルは“HERITAGE(遺産)”ともあり、平成の名曲とも言えるGLAYのヒットナンバーを立て続けに披露する。「ここではない、どこかへ」「グロリアス」と続くGLAYのキラーチューンに、会場が一体となってサビを歌う様子も垣間見え、一段と熱気に包まれた。
次いでTERUは、「GLAYは昭和の最後に結成し、活動丸々30年を平成と共に歩んできました。令和元年、これからもよろしくお願いします! 平成最後にリリースしたこの曲を聴いてください」と語り、新曲「元号」を披露。元号が変わり新たな時代を迎えるにあたり制作したという同曲は、歌詞に注目して聴きたい一曲だ。自分たちが生きてきた時代に対するメッセージを、力強い歌声で歌いきった。
GLAY 撮影=田辺佳子
その後は大ヒットバラード「Winter, again」を披露。切なくも力強いメロディーに会場中が聞き入った。バラードが染み渡った会場を熱くしたのは、TVアニメ『ダイヤのA actII』オープニングテーマでもある「はじまりのうた」。疾走感あるプレイに魅せられた会場中が、躍動感に溢れた。この「はじまりのうた」は、TVアニメ『ダイヤのA actII』のオープニングテーマとしてTVサイズのみ公開されているが、今回のライブで初めてフルサイズでしっかりと観客に届けられた。
新曲のフルサイズ披露で会場中が興奮に包まれる中、メンバーからは更に嬉しいサプライズが。TERUが現在アルバム制作中であることを話すと、TAKURO(Gt)より、新しい時代に新しい一曲ということで、特別にもう一曲新曲を用意したことが明かされた。「俺たちに身を任せて盛り上がって欲しい」と呼びかけた通り、全員が初めて聴く曲であるはずにもかかわらず、そうとは思えぬ勢いで会場中が一体となって体を揺らした。このナンバーは、まさに”GLAYの王道ロックナンバー“と言えるだろう。
GLAY 撮影=田辺佳子
そこからは、伝説の20万人ライブを彷彿とさせる「SURVIVAL」、冒頭からTERUが超ロングシャウトをかます「FATSOUNDS」と、観客の一体感を更に高め、会場ボルテージは一気に沸騰。最後にライブ定番のロックナンバー「彼女の“Modern…”」を披露し、本編を締めくくった。
もちろん興奮冷めやらぬ会場にはアンコールの声が響き、メンバーが再登場。ここでも嬉しいことに、映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の主題歌「COLORS」のサビを急遽サプライズで披露してくれた。
その後アンコール1曲目にはゴールデンボンバーの名曲「女々しくて」をGLAYのメンバーだけでカバー。同曲はGLAYにとって平成最後のライブとなった『ニコニコ超会議2019』内の、GLAYとゴールデンボンバーの対バンライブ『超プレミアムライブ GLAY ✕ ゴールデンボンバー in 超音楽祭2019』にて披露し、話題となったことが記憶に新しい。
GLAY 撮影=田辺佳子
会場がまたヒートアップすると、続いてはライブの人気曲「SHUTTER SPEEDSのテーマ」を披露。熱くなった会場にTERUが「これが最後の曲だ!」と語ると、GLAYの代表曲「誘惑」でまとめ上げた。立て続けのアッパーチューンに、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。
最後はメンバーが「HEAVY GAUGEツアーは心に響くツアーになっているので、楽しみにしていて下さい。またHEAVY GAUGEツアーで会いましょう、HEAVY GAUGEで会えない人は、夏にメットライフドームで会いましょう!」と新元号初の全国ホールツアー、そして25周年イヤーに突入したGLAYの夏のドーム公演での再会を誓い、令和初のGLAYのライブは幕を閉じた。

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