ヨーロッパ企画、映像イベント情報&
2019年の本公演が決定

演劇作品のみならず、映像分野でも、劇団員たちが脚本・監督した作品を次々に送り出しているヨーロッパ企画。6月に京都で映像イベント「ヨーロッパ企画の京都ニューシネマ vol.6」を行うと共に、それに引き続き開催される新作公演『ギョエー! 旧校舎の77不思議』の概要も公開した。

「ヨーロッパ企画の京都ニューシネマ」は、ヨーロッパ企画と地元京都のミニシアター[京都シネマ]の共催で、不定期に開催されているミニ映画祭。今回は、少年ジャンプ的な熱い世界観が特徴の劇団付き映像作家・黒木正浩+今年のカウントダウンに開催した「第10回ショートショートムービーフェスティバル(SSMF)」で、ヨロ企劇団員たちを制してグランプリを獲得した甲斐隼平の新作映画上映と、日替わりイベントの二部構成だ。日替わりイベントは、過去のSSMFの作品上映(6/15・16)、テレビ番組『ヨーロッパ企画の暗い旅』映像上映(5/17)、劇団員の諏訪雅(6/18)&角田貴志(6/19)の監督作品特集上映と、かなりバラエティに富んだ内容。また2018年本公演の作品『サマータイムマシン・ブルース』(6/20)と『サマータイムマシン・ワンスモア』(6/21)のブルーレイ上映会も実施される。
「ヨーロッパ企画の京都ニューシネマ vol.6」で新作を上映する、ヨーロッパ企画映像スタッフの甲斐隼平(右から三番目)。 [撮影]吉永美和子
そして本業(?)の舞台の方も、8~10月にかけて、新作『ギョエー! 旧校舎の77不思議』を全国11ヶ所で上演することが発表された。このタイトルと、劇団HPに掲載されている主宰・上田誠の最近の日記の内容から察するに、どうやらホラーテイストの入ったコメディになる模様だ。音楽は『遊星ブンボーグの接近』(2015年)で、遊び心にあふれたサウンドで劇世界を盛り上げた青木慶則(ex.HARCO)が担当。ゲストの方も、今や準劇団員的存在の金丸慎太郎に加えて、東京の「ロロ」の亀島一徳、京都の「安住の地」の日下七海、北海道の「イレブン☆ナイン」の納谷真大が、本公演としては初出演を果たす。さらにもう一人、ゲストが登場するという話も? さらなる詳細が届くのを待とう。
ヨーロッパ企画メンバー。西村直子(左から三番目)は、次回本公演はお休みする。

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