BBCラジオ1、マドンナの新曲を流さな
いと決断でまたもや波紋

Photo by Steven Klein

英国公共放送BBCの数あるラジオ局の1つでメイン的存在のBBC Radio 1が、マドンナの新曲「Medellin」を同局のプレイリストに加えないと決断し、物議をかもしている。
BBC Radio 1は30歳以下の人たちをターゲットとしており、同局のスポークスマンは、プレイリストは「リスナーが流れると期待しているものに基いており、ほかに基準は設けていない」と『The Sun』紙にコメントしたそうだが、「マドンナが60歳だからでは?」「若い人はマドンナを聴かないというのか?」など波紋を呼んだ。「Medellin」では25歳のコロンビアのシンガー、マルーマをフィーチャーしている。

BBC Radio 1は2015年、マドンナのシングル「Living For Love」もプレイリストに加えず、同局のスタッフがマドンナは「年寄り」「興味なし」と話したと『Daily Mail』紙が報道したことから、今回より大きな物議をかもしていた。

BBC全体の決断ではなく、ターゲットとする世代がより高めのBBC Radio 2は、ジャンル的には同局のテイストとは異なるものの、「Medellin」をプレイリストに加えている。

マドンナは、ニュー・アルバム『Madame X』(6月発売)からの1stシングルとなる「Medellin」を4月17日にリリース。今週、ミュージック・ビデオが公開された。
マドンナとマルーマは5月1日、米ラスベガスで開かれる<ビルボード・ミュージック・アワーズ>で同曲をライブ・パフォーマンスする予定。

Ako Suzuki

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