AKB48浅井七海、ソロイベントで平成
の名曲プリプリ『M』熱唱:ファンも
うっとり

浅井七海の神イベ「吸引ソロライブ」

2019年4月20日、AiKaBu公式アイドル株式市場(アイカブ)でのイベントで1位を獲得したAKB48チーム4浅井七海のソロイベント「吸引ソロライブ」が、都内のライブハウスで開催された。

日本だけでなく韓国からも多くのファンが集まっており、ライブの注意書きには韓国語での表示もあり、浅井七海の国内外での認知度の高さも伺えた。ファンとの距離も近く、ファンにとっては神イベントだった。イベントレポートの記事は別に書いたので、詳細はそちらを読んで頂きたい。
「M」を熱唱する浅井七海

「M」を熱唱する浅井七海

「名曲を歌いたいと思いました」

浅井はアンコールも含めて16曲を熱唱した。見どころの1つはライブ中盤で披露したプリンセス プリンセスの「M」だった。浅井が生まれる以前のプリプリの楽曲だ。

「M」はプリプリの富田京子が作詞、奥居香が作曲。1988年(昭和63年)11月にリリースされたプリプリの3枚目のアルバム『LET'S GET CRAZY』に収録されている。また1989年(平成元年)4月にリリースされたプリプリ7枚目のシングル『Diamonds』のB面に収録。まさに平成初期の名曲で、今でも歌い継がれている。

「secret base ~君がくれたもの~」と「M」は「ママのチョイスです」とステージで語っていた浅井。さらに「SHOWROOMでカラオケ配信をした時に、評判が良かったので、名曲を歌いたいと思いました。ふだんは歌えないような曲を集めました」とも語っていた。たしかにプリプリの「M」は浅井のママ世代の曲だろうが、現在でも多くの人々に愛されている名曲だ。

「M」のイントロが流れると、会場からも「おぉ!」と驚きと期待の声援。歌唱力には定評がある浅井が歌う「M」では会場の年輩のファンだけでなく若いファンもうっとりしながら、ペンライトを振りながら聴き入っていた。いつものアイドルの楽曲とは全く違う楽曲だが、浅井は見事にパフォーマンス。

浅井は「緊張した」と語っていたが、美声と歌唱力で会場のファンを魅了。MCも「選曲が良い!!」と絶賛。

浅井七海のソロライブで「M」が聞けるとは誰も思っていなかっただろう。韓国から来ていた浅井のファンも浅井が歌う日本を代表するバラードの名曲「M」に聴き惚れていた。

特に年配のファンは30年の時を経て浅井七海が「M」を披露する姿に感極まっており、歌い終わると大きな拍手と声援が起きていた。
「M」を熱唱する浅井七海

「M」を熱唱する浅井七海

浅井七海の「吸引ソロライブ」セットリ
スト

M1:シアターの女神(AKB48)
M2:誰のことを一番愛している(坂道AKB)
M3:Dreaming'girl(AKB48)
M4:悲しい歌を聴きたくなった(AKB48)
M5:僕が行かなきゃ誰が行くんだ?(乃木坂46)
M6:secret base ~君がくれたもの~ (ZONE)
M7:M(プリンセスプリンセス)
M8:好きだ。(Little Glee Monster)
M9:キンモクセイ(AKB48)
M10:細雪リグレット(AKB48)
M11:1994年の雷鳴(AKB48)
M12:希望について(NO NAME)
M13:オネストマン(AKB48)
M14:火山灰(柏木由紀)
E1:抱きつこうか?(AKB48・16期)
E2:夢へのプロセス(AKB48)
「M」を熱唱する浅井七海

「M」を熱唱する浅井七海

「M」を熱唱する浅井七海

「M」を熱唱する浅井七海

佐藤仁

日本だけでなく欧米やアジアのポップカルチャーやエンターテイメント、メディアの動向を幅広く取材。放送作家・番組制作協力も多数。

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