あいみょん、
スガ シカオ、FLOWなど
4月上旬から中旬リリースの
10作品を紹介
前作『THE LAST』発売後に陥った“自己暗示スランプ”状態で制作をスタートするも、「スターマイン」でスイッチが入り、“音楽を生み出すのが楽しい”という気持ちで作り上げた今作。ファンクなタイトル曲に始まり、希望の光が差す「遠い夜明け」、Mummy-Dとのコラボ「ドキュメント2019」、Shikao & The Family Sugarと制作した「マッシュポテト&ハッシュポテト」と音楽を思い切り楽しむテンション感も伝わる痛快な一枚。
TEXT:フジジュン
TEXT:フジジュン
なんと38年振りのオリジナルアルバム! 陣内孝則率いる伝説のバンドが何度かの再始動を経て新作を完成させた。百々和宏(Gu)や田中元尚(Dr)ら新メンバーを迎え、最高な部分はあの頃となんら変わることなく、なおかつ現在進行形の輝きもあり、博多弁だったりロックンロールの旨味だったりをユーモラスに振りまいては、活き活きとつんのめっている。日本語詞の洋楽カバー、福岡民謡「黒田節」含め、聴き応え十分。
TEXT:田山雄士
TEXT:田山雄士
自身のルーツと言えるギターの弾き語りから始まる「内包された女の子」をはじめとして、人間の深淵に潜む心の醜さに蓋をすることなく、“本音”を綴った全12曲を収録。日常の鬱憤を赤裸々に放つ辛辣な歌詞にエッジの効いたバンドサウンドが掛け合わさることで、聴く者の胸の奥を刺してくる。純でポップ感がある「甘い娘」でさえも、どこか煽情的なのは、恋心ならではの本音に徹している証左。
TEXT:小町碧音
TEXT:小町碧音
待望のメジャーデビューに併せて届ける本作は、メジャーのフィールドを駆け抜けていくCloque.の未来を彷彿させる。弾けるギターサウンドに乗った村松利彦(Vo&Gu)のやさしい歌声が楽曲全体を温和に包み込む印象の中、新しい日々へ踏み出すことに躊躇する気持ちを「未来へ」「春風」で応援しつつ、安心感を与える「365」や「ハローグッナイ」でもって、怖がらずに未来へ前進することの大切さを教えてくれる。
TEXT:小町碧音
TEXT:小町碧音
一語一音が確かな手触りとして伝わってくる一枚だ。札幌発の4人組による1stアルバムは、どれも人肌の温度を感じさせるリアルなエモーションに貫かれているよう。悲喜こもごもの感情を掬い上げ、それを朴訥したアプローチで聴かせるさまには強い説得力が宿っている。聴けば聴くほど、心の奥底に浸み入る楽曲が多い。大阪発のラッパー・かしわとコラボした「おはよう、おやすみ」を含む全11曲入り。
TEXT:荒金良介
TEXT:荒金良介
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