「バースデー・ワンダーランド」アカ
ネの大冒険を描く「milet」の挿入歌
MV公開

(c) 柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会 「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」などで知られる原恵一監督の最新作「バースデー・ワンダーランド」の挿入歌・イメージソング「Wonderland」のミュージックビデオが公開された。「Wonderland」は、原監督が、新人シンガーソングライターの「milet」(ミレイ)と共同で歌詞制作に携わった楽曲。MVでは同楽曲に乗せて、主人公の少女アカネ(CV:松岡茉優)と、その仲間たちの大冒険の様子が描かれている。
 柏葉幸子氏の児童文学「地下室からのふしぎな旅」(講談社刊)をアニメ化する同作は、骨董屋の地下室の扉からつながる、不思議な動物や人々が住む、カラフルな“ワンダーランド”が舞台。自分に自信がもてないアカネが、謎めいた大錬金術師ヒポクラテス(CV:市村正親)とその弟子ピポ(CV:東山奈央)によってワンダーランドへと連れてこられ、色が消えてしまった世界を救うため“人生を変える決断”を迫られる。
 “誰よりも敬愛するアニメーション監督”というほど、かねてから原監督の大ファンだった「milet」は「Wonderland」の歌詞制作について、「ちょっと臆病な女の子のアカネは、ワンダーランドの大冒険から現実世界に帰ってきた時、一皮向けたというか一回り大きな人間に変わっているんですよね。そんなアカネが成長していく物語というのを歌詞とメロディに込めました。メロディも最初は小さな静かなメロディだけど、どんどん大きくなっていって、アカネが成長するイメージで音楽的にも膨らませていけたらと思って作りました」と語っている。
 原監督は「miletさんのデモを聞いたとき、僕がはじめて挑戦しているファンタジー映画の世界観を広げてくれる歌声とメロディに、心を鷲掴みにされて瞬間的にこれだ! と思いました。メロディも歌詞も壮大で、非常に素晴らしい。壮大な歌詞のなかにも、主人公の少女の気持ちを表現してくれたそうで、miletさんにはこんな風に映ったのだなと、興味深く読みました。私が表現したい世界観にまさにぴったり来ました」と、同楽曲のできばえに太鼓判を押している。
「バースデー・ワンダーランド」は4月26日から全国公開。

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