【ライブレポート】HOUND DOG、2020
年に40周年「最高の気分だ」

HOUND DOGが4月6日、豊洲PITにて毎年恒例のライブツアー<HOUND DOG LIVE 2019「Let the good times>をスタートさせた。
HOUND DOGは、1980年に「嵐の金曜日」でメジャーデビューを果たし、「ff (フォルティシモ)」、「BRIDGE~あの橋をわたるとき~」などヒット曲の数々を輩出してきた。
自身にとってオリンピックイヤーの2020年にデビュー40周年を迎えるにあたり、会場となった豊洲PITは既に周年のランディングに入ったような勢い。開場時から熱気に溢れて“KOHEI!”コールが自然発生的に沸き上がり、客電が落ちるとその歓声がマックスとなる。

最近は、役者としても定評がある大友康平だが、この夜はステージに降り立つ孤高のロッカーといった彼本来の姿。指の先からつま先まで凛とした佇まいに全身で音楽を浴びたいという想いが溢れ出ていたようだ。
ツアーは始まったばかりゆえ、セットリストの詳細は明らかにしないが、会場のテンションは1曲目から最高潮に達しており、畳み掛ける勢いで珠玉のロックンロールナンバーを披露。そしてMCで大友は感謝の言葉を語った。

「明日何があるか分からないけど、俺は今、この瞬間を大切に生きていきたいと思ってる。だから最高のみんなと過ごせてる今は最高の気分だ」──大友康平
定番ナンバー「ff」「BRIDGE」「ラスト・ヒーロー」などに加え、1982年1月1日にリリースした「浮気なパレットキャット」を披露すると昔から支えてきたファンの喜びが響く。本編ラストには、70年代の日本歌謡の名曲を大友康平がカバーした『J-STANDARD70’s』に続く『コラボ×3』(2011年リリース)より、世良公則とコラボしたロックバラード「True Love Song」を自身のライブで初めて歌唱した。

ファンとの一体感を作り上げて全力で駆け抜けた全21曲、鳴り止まない歓声に浸りながらツアー<HOUND DOG LIVE 2019「Let the good times>は大盛況のうちに終了した。そしてHOUND DOGは2020年のデビュー40周年へ向け、残りの公演を駆け抜ける。

■<Let the good times roll>

2019年4月06日(土) 東京・豊洲PIT
open17:00 / start18:00
2019年4月07日(日) 東京・豊洲PIT
open15:00 / start16:00
2019年4月13日(土) 大阪・森ノ宮ピロティホール
open17:00 / start18:00
2019年4月14日(日) 大阪・森ノ宮ピロティホール
open15:00 / start16:00
http://www.iehok.com/index2.html

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