2019年3月30日 at 渋谷CYCLONE

2019年3月30日 at 渋谷CYCLONE

【AIRFLIP ライヴレポート】
『“Friends In My Journey
Tour 2019”』
2019年3月30日 at 渋谷CYCLONE

2019年3月30日 at 渋谷CYCLONE
2019年3月30日 at 渋谷CYCLONE
2019年3月30日 at 渋谷CYCLONE
2019年3月30日 at 渋谷CYCLONE
2019年3月30日 at 渋谷CYCLONE
2019年3月30日 at 渋谷CYCLONE
2019年3月30日 at 渋谷CYCLONE
2019年3月30日 at 渋谷CYCLONE
2019年3月30日 at 渋谷CYCLONE
 2017年に発表した「Brand New Day」のMVの再生回数が30万回に迫る勢いの大阪発の“ポップパンク”に収まらないバンドAIRFLIP。3月6日にリリースしたEP『Friends In My Journey』のリリースツアーの初日を観たのだが、もはや渋谷CYCLONEは東京でのホームグラウンドになっているようで、根付き始めたファンベースを確認できた。

 この日は先輩、盟友、後輩バンドであるSECRET 7 LINE、INKYMAP、FAITHがAIRFLIPの旅立ちをサポートするかたちで出演。仲間とファンのエールに応えて登場したAIRFLIPの佇まいは、リアルタイムでELLEGARDENを目撃できなかった、なんなら04 Limited Sazabysも後追いだったという10代にとって新たなヒーローなんじゃないかというのが第一印象。帰国子女のSatoshi(Vo&Gu)の英語のスムーズな発音と、サビで印象に残る日本語を配置するセンスの自然さ。ポップパンクやメロコアでも同期を用いるバンドも多い中、音像のダイナミズムを担う、手数と足数の多いRitsuya(Dr)のドラミングも効いている。加えて、あくまでも曲を支えるベースに徹してソロをひけらかすことのないFujimon(Ba)のベースもいい。

 主にニューEPからの選曲だったが、爽快に伸びていく8ビートからファストなブラストビートに変化し、再び8ビートに戻る展開を持つナンバーなど、まだそこまで音楽的なレンジが広いわけではないのだが、すでにコアなファンも初見のオーディエンスも素直にそこにある音とビートに反応できる自由さーーそれこそがAIRFLIPの懐の大きさなんじゃないだろうか。典型的なギター&ヴォーカルとリフ主体のリードギターGucci(Gu)のアンサンブルも極めてシンプルだが、メンバー全員がSatoshiの歌を押し出すような、曲のためのプレイに徹していることが、テクニカルなバンドが多い中でむしろ潔い。

 ツアー初日の渋谷CYCLONEから約20本の音楽の旅を経て、7月にはTSUTAYA O-Crestでスペシャルライヴを行なうことを発表すると、フロアーからは“ワンマン!?”と問い掛ける声が続出。まだ詳細は発表できないとSatoshiが制したが、この親密ながらうっすらリスペクトを集めているムードは、AIRFLIPをもっと広いフィールドに押し出す原動力になるだろう。

 世の中に数多存在するポップパンクバンドの中でも、2020年代にも通用しうるバンドは果たしてどれだけいるだろうか。AIRFLIPはトレンドより魅力的な曲の良さや誠実なキャラクターで、彼らが愛する音楽を表現し続けられるのではないか。そんな予感を持ったツアー初日だった。

撮影:@nozomeeeeee/取材:石角友香


セットリスト

  1. 現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。
AIRFLIP プロフィール

エアーフリップ:大阪発のポップパンクバンド。2015年7月に現在のメンバーとなり、16年6に初全国流通盤のミニアルバム『MILES FLAG』を発表。ハイトーンかつネイティブな発音の英詞が特徴的なヴォーカルを武器に、STATE CHAMPS、as it isなど数多くの海外バンドのサポートアクトも行ない、国内ではTOTALFAT、HEY-SMITH、SWANKY DANKなどのツアーにも出演。19年3月には日本コロムビア内のレーベル“TRIAD”よりミニアルバム『Friends In My Journey』をリリース。AIRFLIP オフィシャルHP

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • the Homeground
  • Key Person
  • 気になるワードでディグる! 〇〇なMV
  • PunkyFineのそれでいきましょう!~V-MUSICジェネシス日記~

ギャラリー

  • Tsubasa Shimada(PRIZMAX) / 「Wet Crate」
  • SUPER★DRAGON / 「楽楽★PAINT」
  • Yun*chi / 「Yun*chiのモヤモヤモヤ」
  • OLDCODEX / 「WHY I PAINT ~なぜボクがえをかくのか~」
  • 魔法少女になり隊 / 「魔法少女になり隊明治のあったりなかったり」
  • みねこ美根 / 「映画の指輪のつくり方」
  • 嘘とカメレオン / 「猫を抱いて蝶と泳ぐ」
  • エドガー・サリヴァン / 「東京文化びと探訪」