舞台「ノブナガ・ザ・フール 第2回公
演“act.2 ~乱の恋人~”」ヴィジュ
アルブック撮影レポート

 
都内の撮影スタジオにて数日間にわたって行われたヴィジュアルブックVol.2の撮影は、LiveVoice、LiveAct含め、総勢17名が参加。初日はヒデヨシのLiveVoiceの梶 裕貴が「目線は? 身体の振り方はこれでいいですか?」とアートディレクター氏、カメラマン氏と随時ディスカッションしながら様々な表情を見せた。2日目はカエサルのLiveVoiceの中村悠一が、冷静かつ大人な雰囲気で撮影に挑み、LiveActの北村諒との2ショット撮影では、中村の後ろでカエサルをイメージしたポーズを次々と繰り出す北村に、「(マントを)引きずる音がすごいっすね」と中村。北村も「内心テンション上がってます!(笑)」とカエサルになりきっていた。イチヒメのLiveVoice茅原実里の撮影では、「難しいですね、こっちかな?」と手に持った扇の位置を変えながら、凛としたイチヒメにぴったりの表情をつむぎ出す。3日目にはダ・ヴィンチの撮影が行われ、雰囲気は一変、LiveVoice杉田智和が、飛び跳ねたり、変顔や難解なポーズを決めたりと、スタジオ中が楽しい雰囲気に包まれる。「ダメですか? やりすぎですか?(笑)」と言いながらもしっかりとダ・ヴィンチな表情も見せており、予定よりも早く撮影は終了した。
 
4日目はいよいよ主役のノブナガが登場し、赤の差し色をポイントにした衣装に身を包んだLiveVoiceの宮野真守が登場するとスタジオは一気に華やかな雰囲気に。LiveActの加藤靖久とのノブナガ2ショット撮影で、ノブナガの持つ強さや繊細さ、かっこよさを表現。撮影時でも演じる者同士、息の合ったコラボは圧巻! 宮野のポートレイト風のソロカットでは、「いろいろやってみます」と、儚さや、やんちゃさも加わった表情も見せ、ノブナガの様々な側面を想起させる写真がたくさん撮影された。瞬時に表情が変わっていく表現力にスタジオは圧倒されっぱなし。スタッフも「いいっすね!」と大絶賛した。その後、行われたノブナガ対談では、お互いが演じるノブナガへの思い、第2回公演への意気込み、そして来てくれた方へのメッセージなど、熱い思いがヴィジュアルブックにたっぷり掲載される。
 
撮影最終日はジャンヌから。LiveVoiceの日笠陽子とLiveActの川上愛の2ショット撮影に続き、日笠のソロカットでは、優しくクールなイメージで撮影が進む。「こんな感じですか?」と、アートディレクター氏やカメラマン氏に聞きながら、どんどん表情が深くなり、何度も「いいすね!」の声が掛かった。女性スタッフからも「キレイ…」とため息が漏れる。続くミツヒデのLiveVoice櫻井孝宏の撮影は、時折、コミカルなポーズをとって楽しい雰囲気を作り出しながらも、ミツヒデの持つ冷静さや“影”をしっかりと表現。ラストはヒミコ。LiveVoiceの東山奈央、LiveActの大野未来の2ショット撮影では初セッションとは思えないほどの息の合った表情を見せ、スタッフから「かわいい!」の声が絶え間なく続く。東山のソロカット撮影に移り、これまで撮影サンプルの中から宮野の写真を見つけ、「ワラワの婿殿じゃ~!(ヒミコ声)」と大興奮。その勢いのまま、キュートなヒミコを喚起させる写真で「かわいい!」とスタッフも大絶賛だった。
華やかかつ楽しい雰囲気で全ての撮影が終了。「正直、いい写真がありすぎてどれを使っていいか迷います!」とアートディレクター氏。演者、スタッフのクリエイティヴ魂が溢れたヴィジュアルブックVol.2も期待大!
 
(取材・文/高橋公子)
 

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