輝夜月SPICE初インタビューで語った
衝撃の「お金があったら一番やりた
いこと」とは?

今世間の注目は確実にバーチャルYouTuber(VTuber)に向いている。2017年から動き出したこのVTuberブームは今や完全に浸透し、ネットだけではなくテレビ、街中にもその姿を見ることができる。
その中で化物的な活躍を見せるのが「輝夜月(かぐやるな)」だ。
youtubeのチャンネル登録者数4は記事作成現在92万人を越えており、ソニーのSACRA MUSICとはアーティスト契約を締結、史上初となるVR空間でのライブなど、圧倒的な勢いで突っ走っている彼女。その破天荒な発言や天真爛漫な可愛さ、Twitterでのフランクなファンとの交流などで人気の彼女にSPICEでは初のインタビューを試みた。
新元号初日となる5月1日に二回目となるライブを控えた輝夜月のそのままの言葉を楽しんでもらいたい。
――輝夜月さん初インタビューですが、ちょっと緊張しています。
私もです!
――新曲「NEW ERA」聴かせてもらいました。すごい曲ですね。
アハハハ。あれですか!あー、すごいですよね。
――歌ってみてどうでした。
すっごく難しくて、ちょっと嫌だったです。ですけど、完成したらすごくああやってよかったなって思いました!
――ちょっとクイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」っぽい雰囲気がありますよね。
そうなんです!
――でも全体の印象としては、過去の曲よりよりきっちりガールズロックしてる感じがしました。
おお~。ありがとうございます!
――歌ってて共感するところなどはありましたか。
テーマが“時代”だったので、新しい年号に代わるのでそれを意識して歌ったんですけど、どうでしょう?
――格好良かったですよ。
ありがとうございます~!
――そしてこの曲を引っさげて、5月1日には2ndライブ『輝夜月LIVE@ZeppVR2』も開催されます、その話も聞かせてください。
おっ。いいですね。
――前のライブはどうでしたか?ある意味前人未到の内容だった気もしますが?
緊張しました!
――やっぱり緊張するんですね。生放送とはちょっと違う感じの緊張だったり?
いや、一緒です!(笑)。 もう~!もう!という感じ。
――やっぱりちょっと特別だった?
もう、それは、はい!
――普段と違う部分もあったりしたんですか?
うーん。一緒でしたね(笑)。特別だけど一緒、アハハ!
――今回5月1日開催、まさに平成が終わった新元号初日の開催ですが、どういうライブにしようと思っていますか。
フフフ~!新しい年で、新しい年号なので、新しい思い出を最初は月ちゃんで、という感じで~頑張ります!
――フワッとしてますね……(笑)
アハハハハ!
――月ちゃんもこうやってライブをやりますが、他のVtuberの人もイベントやライブを開催しています、それはどう見ていますか。
ああ、いいなーって。すごいなーって。
――でももう月ちゃんも大御所じゃないですか。
大御所じゃないですよ!全然大御所じゃないですよ!
――でも、世間的にはVtuberで露出が多いのはキズナアイか輝夜月、いう印象があると思いますが。
えー! 嬉しいです。
――色々タイアップも多いですが、世間が自分に注目してるなと感じたりは?
うーん……どうだろうな。でも何かキズナアイちゃんと一括りにされるのがちょっと悔しいです。
――「輝夜月」としてもっとフォーカスされたい?
そうです!
――月ちゃんの活動ってなんかVtuberというより、タレント的ですよね。
そうですね~、Vtuberさんは動画の頻度が高いので、もう月はVtuberと言うのは申し訳ないです(笑)。
――それは更新頻度が他より高くないから?
ゴミすぎると思って(笑)。 もうやばいですよ。この前なんか月2とかありましたもん!
――月ちゃんから見て、Vtuberに世間が注目しはじめたのはどう思っていますか。
あー。なんでなのかなーって思いますね。なんでしょうね?
――うーん、目新しさはあるんですかね。
ああそうか、そっかそっか、そうですね(笑)。 でも最近みんな慣れてきましたよね~
――確かにVtuberさんも増えてきましたよね、後輩がいっぱい出てきたのはどう思います?
いや、怖い!無理!怖いです!(笑) なんか追うのは好きだけど追われるのはちょっと嫌いです!
――じゃあ最初は、例えばキズナアイちゃんとかを追っていた感じ?
そうですそうです! もうすごい追うのは楽しくて。ちょっと今追われる側なのかなーと。
――そうですね、2017年にあらわれて、もう2年経っちゃった。
うわー!!
――2年でベテランみたいになっちゃうのもサイクルが早い印象はありますが。
まだまだベテランじゃないです~!そんなそんな~!やめてくださいよ~!
――でも番組を持ったり、活動は充実している気がします。
あれは大人たちが頑張ってる!(笑) うん!みんなすごい!
――その大人たちとお仕事する中で、月ちゃんのこだわりみたいなところってあるんですか?
なんだろう。特に(笑)。 でも優しいですみんな!
――でも番組を見ていても、月ちゃんが楽しいことしかしていない印象があります。
あ!嬉しい!
――YouTubeが収益化してくれないとか怒ってたり(笑)。
いやもうね~! 怒りますよ! なんでやねん! お金あったらまた新しいことができるじゃないですか。できない!(笑)
――逆にお金あったらやりたいことは。
いっぱいあります!
――おお、具体的になにかあるんですか?
キーホルダー作りたい!(爆笑)
担当A&R:いや、作ってあげるよ…?
アハハハハ!!いや~プレゼント企画とかすごくやりたいなって。
――思ったより実現可能な夢だった……(笑) そのやりたいことの中にもライブがあったりしたわけですか。
はい! ライブは優しい大人たちが頑張ってくれてるのでやれます(笑)。
――ちなみに目標にしてる人とか、好きな人というのはいるんですか。
ええっ!誰だろう……目標はまだ見つけられてないんですけど、夢はあります! ディズニーの声優さん!吹き替え!
――ディズニー好きなんですね。
大好きなんです!
――好きなディズニー作品とかは。
えっとー、あの、あれあれ。ほら……(数秒の間)『塔の上のラプンツェル』!
――はいはい、中川翔子さんが吹き替えされてましたね。
しょこたん!凄い!
――ということは声優に興味がある?
そうかもしれないです!
――『かぐや様は告らせたい』の動画でも出演できると最初喜んでましたもんね。
アハハハ! できると思っちゃいますよねえ~!でも月ちゃんアニメになったらすごいですよね!みんなに見てもらえるかも。
――色んな人に自分のことを知られたい感じですかね。
はい!
――承認欲求を満たしたい?
ああ、そうです! 承認欲求めっちゃあるんですよ!これってみんなあるのかな、どうなのかな?
――みんなある程度はあると思いますよ。
うん、ですよね!
――そうした活動の中で行われているライブも特殊で、VR空間上で行われていますが、どいうふうに見てもらいたいというのはありますか。
そうですねえ、ワクワク感を伝えなきゃいけないですよね。やっぱり前のライブとかちょっと宣伝で流したほうがいいんですかね?
宣言どおりダイジェスト動画がアップされました
――どうなんでしょうかね……前回のライブはめちゃくちゃ楽しかったですけどね。月ちゃんがやりたいことをやっていてみんながそれを楽しんでる感じがしました。
あー、それはあるかも、一緒に遊ぼう!みたいな。
――見てもらうというよりは一緒に遊ぶという気持ちのほうが強いと。
はいはいはいはい!みんなで楽しく一緒に、みたいな感じですね~!月ちゃんと遊ぶと元気になれます!
――確かに……ちょっと疲れたりしんどいとき、月ちゃんの動画で元気をもらう感じはありますしね。
アハハハハ! 三次元はつらいことがあるって分かります。お察しします(笑)。
――逆に月ちゃんはしんどいことや、嫌なことってあるんですか?
ありますあります! 11月頃に動画が飽きてしまい、10月11月、ちょっと一回休んじゃった時がありました。
――動画を撮ってアップするのがつかれたんですか。
なんか同じことしてるのがちょっと。「おはよー!なんでやねん!終わり!」みたいなのをずっと繰り返すのが飽きちゃって。何か違うことないかなって探していたら結構投稿できず、みたいなのがありましたね。
――その時は周りの大人はどういう反応だったんですか?
「投稿しません」って言ったら、「オッケー」って(笑)。 優しいんです。「またやりたくなったらやってねー」みたいな。
――他だと許されなさそうな感じですけど、すごく良いチームですね。
ほんとに優しいんです!
――じゃあライブはまだ飽きてない?
飽きてない!もう緊張してる感じだし!
――どういう人に見に来てほしいとかありますか。
えー!もう月が好きな人だったら誰でも!
――友達に連れられたりして月ちゃんを知らない人も来るかもしれませんが。
あーそうですよね。まあしょうがなき、ですよね、それは(笑)。 受け入れます(笑)。
――でも逆に知らない人もすぐ月ちゃんを受け入れられると思うんですよね、ファンともTwitterで交流してフレンドリーだなと思っています。
わー嬉しいー! みんながフレンドリーなんですよ!すぐ「お、タメ語でいいんだ!」ってなっちゃう(笑)。
――最後にちょっと聞きたいんですが、今のVtuberを取り巻く環境についてどう思っていますか。
おー、そうですね……まだ実感が湧いてなく、すごいって言われるんですけど、何がすごいのか分からず。
――これからどうなっていくでしょうね。
えー!私が聞きたいです!アハハハ!でもなんかVRが結構普通の生活に当たり前のようになれたらいいなって思ってます。なんだろう、携帯のような感じになるというか。
――ああ、そうなったらもっと身近に月ちゃんともおしゃべりできたりしますもんね。
そうなんですよ!
――では、最後にこの記事を読んでいる人にメッセージを頂けたら。
やっほー!頑張ろうねー!お願いしまーす!
インタビュー・文:加東岳史

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