スリップノット、クリス・フェーンの
弁護士「彼はバンドに残りたがってい
る」

スリップノットは先週、メンバーを訴えたクリス・フェーン(パーカッション)について「もはやスリップノットの一員ではない」との声明を出したが、フェーンの弁護士いわく、正式にはフェーンとバンドとの雇用状態に変わりはなく、彼はメンバーであり続けたいと考えているという。
スリップノットの地元、米アイオワ州デモインの新聞『The Des Moines Register』によると、フェーンは3月13日、コリィ・テイラー、ショーン・クラハン、バンドのマネージャー、6企業に対し訴訟を起こしたという。フェーンの弁護士の1人は同紙に、「彼は、全員が平等に扱われていると思っていた」「私のクライエントは、この20年間助け合いながら活動を共にしてきた人たちと解決策を見出したいと願っているだけだ」とコメントし、フェーンのバンドとの雇用状態に正式な変化はなく、もしフェーン次第であるならば、彼はメンバーとして残るだろうと話したという。

スリップノットは3月17日、「スリップノットの焦点は、アルバム#6の制作、この先の世界中での公演、これまで以上に最善を尽くすことだ。クリスは、彼がもうスリップノットの一員でない理由を承知している。彼が、スリップノットの一員であり続けるのに必要なことをする代わりに、名指しで非難し、話をでっちあげるのを選んだことに俺らは失望している。俺らは、彼がそんな選択をしないことを望んでいたが、この人生において、全てのことに進化は必要だ。 ザ・ノット万歳」との声明をオフィシャル・サイト(Slipknot1.com)に掲載したが、現在は削除されている。

また、コリィ・テイラーは先週、ファンから初代ヴォーカリスト(1995~1997年)Anders Colsefniを再びバンドに迎えたらと提案され、どこまで本気なのかは不明なものの「ファック、それいいな」とつぶやいていたが、Colsefniは週末、「スリップノットには復帰しない」との声明を出した。
Ako Suzuki

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