「とある科学の一方通行」エステル役
に久保ユリカ 阿部敦が「『とある』
で一番大変なこと」を伝授

 東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2019」初日となる23日に、「とあるプロジェクトAJスペシャルイベント」が行われた。ステージには、上条当麻役の阿部敦をはじめ、インデックス(禁書目録)役の井口裕香、アクセラレータ(一方通行)役の岡本信彦、ラストオーダー(打ち止め)役の日高里菜が登壇し、19年7月放送予定のテレビアニメ「とある科学の一方通行」の最新情報を届けた。
 この日初公開された新PVでは、謎の少女・エステル=ローゼンタールのビジュアルがお披露目。死霊術の使い手であるエステルを演じる声優が、「ラブライブ!」の久保ユリカに決定したことも発表された。
 サプライズゲストとして登場した久保が、「とある」シリーズの常連であるゲスト声優陣に、収録におけるアドバイスを求めると、収録現場では“先生”と呼ばれるほど周囲から頼りにされているという阿部が、死霊術というキーワードからエステルが魔術サイドの人物であると推理し、「カタカナを駆使して、たくさん説明する役になるはず。それが『とある』では一番大変なんですよ」と、久保にシリーズに出演する心構えを伝授した。
 同作の見どころが話題にのぼると、日高が「(アクセラレータとラストオーダー)ふたりのかけあいに幸せを感じる」とニッコリ。岡本も「ちょっとマイルドになったよね」と応じ、関係がより深まったことをアピールした。一方で、アクセラレータがラストオーダー以外の女子と接するシーンが多数盛り込まれていることも明らかになり、「アクセラレータはラストオーダー以外の女の子とは仲良くするべきじゃないと思っているんですよ!」と日高が嫉妬心をあらわにする、微笑ましい一幕も繰り広げられた。
 ゲスト声優陣の息の合ったやり取りに、「先輩方を見習い、エステルを久保ユリカらしく演じます」と収録への意気込みを新たにする久保。最後は、阿部が最終回まで残り2話を残すところとなった「とある魔術の禁書目録III」を引き合いに出し、「みなさんの応援もあり、8年越しの第3期を実現できた。次は一旦アクセラレータにバトンタッチしますけれど、残り2話を見逃さないでください」とファンに呼びかけた。
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