入野自由

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【入野自由 インタビュー】
全曲作詞で見つけた
“歌うことの意味”

最新ミニアルバム『Live Your Dream』は、“旅”をコンセプトに全6曲全てを自身が書き下ろした渾身の一作。半年間の海外暮らしで見たもの、得た感情を軸に書き表された、あふれ出す“想い”が、彼にまたひとつアーティストの階段を上らせている。

自分が見たもの、感じたものを
信じる感性が大切

今回の『Live Your Dream』ですが、一昨年に海外留学された時のエピソードがメインになっているそうですね。

はい。半年ほど海外にいたので“旅”というところはコンセプトになってます。周りのみんなからは“今のこの時期によく行ったなぁ”と言われたりもしましたけど、とにかく“早く行きたい!”という想いが強かったんです。

当時は声優のお仕事も忙しかったのに、日本を離れることに不安もなく?

ありませんでした。“今しかできないこと”と思っていたので、楽しみで仕方がありませんでした。実際、海外に行って語学学校に通ったり、いろんな意味での“旅”をして、オープンマインドでいることの大切さに気付けたんです。いろいろな人と出会い、別れ…もちろん差別もされたりして、良いことばかりではなかったけれど、だからこそ自分自身を見直すことができたんでしょうね。噂や人から言われたことを鵜呑みにせず、自分が見たもの、感じたものを信じる感性が大切だなと、より感じました。

そういった気付きもあって、今回は全曲ご自身で作詞することになったのですか?

いえ、実は6曲中半数が海外にいる間に書いた詞なんです。ここ数年、ずっとディレクターから“書いてみては?”と勧めてくれていたので、せっかく海外にいるんだから起きたことを曲に残しておきたいな…という、いわば日記のような感じですね。最初に書いたのが5曲目の「sayonara baby」で、語学学校での出会いと別れを書いたんです。みんな通う期間がバラバラだから、クラスメートでも1年ずっといる人もいれば、僕よりあとに来て先に帰国する人もいたり。そうやって見送り、見送られる感覚は初めてだったので、すごく不思議でした。あと、リード曲の「誰からも愛されるあなたのように」では、海外で一緒に旅をした大好きな先輩との約束や思い出を歌にしてます。とはいえ、書いてあることは普遍的なテーマなので、歌詞に出てくる“あなた”が誰か特定の人を指しているわけではありませんし、時にはリスナーであり、時には家族であるかもしれない。そこは自由に解釈してもらえれば。

その“あなた”への想いだったり、サビの《今日も僕は生きていく》という強い決意が大変印象深い、感動的なバラードですよね。リード曲なのも納得です。

今回のミニアルバムの中でも最後に書いた曲なのですが、最初からこれは1曲目にしようと決めてました。アルバムを手に取ったら、まずこのリード曲を聴いてほしかったですし、そこから良い雰囲気で進むのに最後は「MASCLETA」で、リスナーを鳩が豆鉄砲食らったような顔にして終わらせたかったんです(笑)。旅先で見たスペインの祭りが本当に派手で、感じたことのない音と振動だったんです! それをテーマに詞を書いた曲なので、作曲の方にもその祭りで感じたことや起こったことを話したり、祭りの映像を観てもらったりもしました。
入野自由
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OKMusic編集部

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