【超特急 インタビュー】
史上最大キャパシティの舞台で示す
“黄金時代”の壮大な幕開け
念願の全国開通！
笑顔で会えるように楽しんでいきたい
その一方で、本編ラスト曲の「Time of GOLD」では火薬80発を使ったダイナミックな特効もあり、これはさいたまスーパーアリーナという大舞台ならではだなと。
タカシ
あの火薬の量がすごくて！ 僕たちも実際に見たのは本番が初めてだった上に、僕、爆発音が苦手なんですよ。しかも、サビのファルセットのところで爆発したから、声がちょっとブレました（笑）。映像で観てもど迫力で、メンバーカラーまで入ってるんですよ。
カイ
僕も「Time of GOLD」はすごく印象に残ってます。あの日が初披露だったし、何と言っても今ツアーのテーマ曲ですからね。最後にみんなで手をあげて光の中に消えていく演出もカッコ良くて、ただ単に楽しく締め括るのではないのが、本編の終わり方としては今までにない雰囲気で新鮮だなと。
ユーキ
アンコールの「You know, I know」もすごく好きですね。自分たちの現状とも重なる歌詞でグッとくるし、明るい感じの曲調なのもあって、8号車を感じながらやれるんです。この曲とダブルアンコールの「超特急です!!!!!!!!」も初披露だったんですけど、こっちは作詞作曲をしたユースケが“戦隊モノっぽくしたい”って言い出して。
ユースケ
もともとは超特急を広めたいという想いから作った曲なんですけど、超特急は8号車を連れていくヒーローであるっていう曲でもあるんで、歌詞がヒーローっぽいんですよ。それを初めて披露するんだから…と考えて、ステージにひとりずつジャンプアップして登場して、ひと言ヒーローっぽい台詞を言ってもらうことにしたんです。“もし自分がヒーローだとしたら、言いたい台詞を言ってくれ！”って。
結果、レッドのユーキさんから始まって、タクヤさんはワンピースのような衣装で女子キャラを担当したり。みなさん自分のカラーや名前を上手く入れ込む中、リョウガさんは“混沌の闇を統べる～”とよく分からないことをおっしゃっていましたが…
カイ
いや、一番ヒーローだったよ！ 本名も言ったもんね。
リョウガ
言いましたよ。最後に“カオス！”って。
タカシ
闇属性だから（笑）。
タクヤ
僕は言いたい台詞を最後まで言えなかったんですよ。なので、機会があったらリベンジしたいですね。
楽しみにしてます。1月に発売された春ツアーのBlu-ray『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2018 Sweetest Battlefield at Musashino Forest Sport Plaza Main Arena』と観比べても、半年で本当に大きな成長をしたなぁと感じられる映像作品でしたね。
タカシ
“曲によって表情を変えていこう”だとか、“観てくれる人にいろんな解釈をしてもらいたい”っていう気持ちが生まれたのは、個人的にも成長だなぁと思います。それこそフリーライヴをやってた頃とかは、“歌って、踊って、立ち位置を覚えないと！”っていうことしか考えられなかったですからね。まぁ、ほんとに初歩的なことなんですけど、その初歩をしっかりと自分の中で消化できるようになったのは良かったなと。
ユースケ
春ツアーと観比べて、自分的にも落ち着いたダンスができた気がするので、その状態を4月からのツアー『BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019 「EUPHORIA 〜Breakthrough, The Six Brave Stars〜」』でも続けていきたいです。また、きっといろんな挑戦があるだろうけど、気持ちに余裕を持ってライヴができたらいいなって。
4月から始まるホールツアーは丸4カ月かけて33公演を行なうという、これまででもっとも規模の大きいツアーになりますからね。
タクヤ
しかも、このツアーで念願だった全国開通を果たせるので、本当に嬉しいです。長いツアーなんですけど、待ってくれていた方々に笑顔で会えるように楽しんでいきたいですね。
カイ
特に後半は初開通の場所が多いので、ずっと待ってくれていた方たちをがっかりさせないように。長いツアーなのでメンバーみんな無事に怪我なく終えられるようにしたいです。
タカシ
ここまで長いツアーは本当に初めてだし、当然、一球入魂ではすまないんですよ。なので、たくさんの方に楽しんでもらえるように、自分の魅せ方だったり持久力を今の段階から磨いていきたいですね。
ユーキ
ホールツアーは2年振りだし、8号車との距離が近くなるんで、よりライヴ感だったり一体感を出せるんですよね。そこでまた8号車のみんなと新しい楽曲やこれまでの曲でも新たな超特急のかたちというものを作り上げていけたらなと。33公演もあるんで、だいぶ色が変わってくる曲や今までにない発見もあると思うんです。
しかも、ファイナルは真夏の沖縄ですから、どうしてもシーサー☆ボーイズ（アルバム『GOLDEN EPOCH』のFC盤に登場したカイ、リョウガ、ユーキによるユニット）の登場を期待してしまうところなんですが。
カイ
ひょっとしたら…あるかもしれないですね。ただ、超特急のライヴに出てもらうのはしのびないんで、オープニングアクトとかで出てもらえたら。
リョウガ
まぁ、沖縄は彼らの聖地というか、お世話になった土地ですからね。もし連絡がついてゲスト出演してもらえたら光栄なので、みなさんも祈っておいてください！
取材：清水素子
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