ロック歌手、映画俳優として活躍した内田裕也が、3月17日に肺炎のため東京都内の病院で亡くなったことを所属事務所が発表した。79歳だった。

内田裕也は1939年11月17日生まれ、兵庫県西宮市出身。2017年11月に脱水症状で倒れてから車椅子生活を余儀なくされ、2018年9月には妻であり女優の樹木希林(享年75)が先立った中での死だった。

内田は日本劇場で開催されていた音楽フェスティバル『日劇ウエスタンカーニバル』で1959年にデビュー。1970年代後半からは俳優としても活動し、映画出演や映画監督なども手掛ける。1973年から行なっている年越し音楽イベント『NEW YEARS WORLD ROCK FESTIVAL』は毎年恒例となっており、2018年12月31日にも開催していた。

葬儀は近親者のみの家族葬にて執り行なわれ、後日、お別れ会が実施される予定とのこと。

【内田裕也オフィス コメント】

内田裕也、2019年3月17日、5時33分、肺炎のため、永眠いたしました。
この数年、闘病の日々でした。
それでもユーモア、ウイットを忘れず、時には世の中を憂い、怒り、常に自分が出来る事を模索しておりました。
多くの友人知人、家族に支えられて、Rock'n'Roll人生を全うすることが出来ました事をここに心より御礼申し上げます。
■内田裕也 オフィシャルサイト
http://www.uchidayuya.com/

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