『ジーザス・クライスト=スーパース
ター in コンサート』第一弾キャスト
発表~ラミン・カリムルー、アナ・オ
バーン、成河、鈴木壮麻、海宝直人

『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』が、2019年10月11日(金)~10月14日(月・祝)に東急シアターオーブにて開催される。このほど、その第一弾キャストが発表された。イスカリオテのユダ役におなじみラミン・カリムルー、マグダラのマリア役にアナ・オバーン(初来日)、そしてヘロデ王役に成河、カヤパ役に鈴木壮麻、シモン役に海宝直人と、豪華な顔ぶれだ。ただしイエス・キリスト役をはじめとする他キャストは今後の発表となる。
『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』は、ミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター(原題:Jesus Christ Superstar)』のがコンサートバージョンである。同作品は、イエス・キリストが十字架にかけられるまでの最後の7日間を描いたロック・ミュージカルである。1969年に楽曲が発表され、1971年にブロードウェイ初演。1973年にはユニバーサル・ピクチャーズによって映画化もされている。
作詞・台本はティム・ライス(1944~)、作曲はアンドリュー・ロイド・ウェバー(1948~)。後に『キャッツ』『オペラ座の怪人』『エビータ』など名作ミュージカルを次々に生み出していく稀代のヒットメーカー、ロイド・ウェバーが、弱冠21歳の時に手掛けたのが本作。共作者のティム・ライスも当時24歳。その後『エビータ』『美女と野獣』、『ライオン・キング』『アラジン』などのヒット作詞家として押しも押されぬ存在となっていく。本作のミュージカルナンバーとして「Heaven on Their Minds」「I Don't Know How to Love Him」「Gethsemane」「Superstar」など数多くの名曲が揃っている。
◆イエス・キリストの最期の7日間を描いた衝撃作
ひとりの人間として、神や民衆との間で苦悩するジーザス(イエス・キリスト)と、彼に使える弟子の一人でありながら、裏切り者として歴史に名を刻むことになるイスカリオテのユダ。弟子や民衆の裏切りによって、十字架にかけられることになったジーザスの最期の7日間を描いたこの作品は、初演時に演劇批評家らから絶賛を得る一方で、敬虔な信者からの批判があるなど、センセーショナルな作品として話題となった。
◆カナダ、オーストラリア、そして日本。実力派トップスターたちによる4日間限定の競演!!
作品の権利元である英国Really Useful Group協力の元に開催される今回の『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』には、世界各国で活躍しているトップスターたちが出演。今回発表された5名のほか、豪華キャストたちが集結する。ミュージカルの本場ブロードウェイやウエストエンドで主役を務めるキャストたちと共に、成河、鈴木壮麻、海宝直人といった日本の実力派が出演し、作品のオリジナル言語である英語での歌唱を披露するのも要注目である。
<キャスト紹介>
■イスカリオテのユダ / ラミン・カリムルー (Ramin Karimloo)
コメント「ユダを演じることを本当に楽しみにしています。ユダという役は、役者を目指した頃からずっと演じたいと思い続けていた大事な役なので、興奮に満ちた挑戦になると思います。『ジーザス・クライスト=スーパースター』という作品を掘り下げ、役と向き合い、東京という特別な場所で自分なりのユダを皆さんにお見せしたいです」
イラン生まれ・カナダ育ち。2002年『レ・ミゼラブル』でウエストエンドデビュー。着々とキャリアを重ね、2007年にはウエストエンド史上最年少の28歳という若さで『オペラ座の怪人』のファントム役に大抜擢。ほか代表作は『ミス・サイゴン』クリス役、『ラブ・ネバー・ダイ』ファントム役、『アナスタシア』グレブ役など。東急シアターオーブには、2015年に世界初演を果たした『プリンス・オブ・ブロードウェイ』、2018年チェ役を好演した『エビータ』に続き3度目の登場となる。
■マグダラのマリア / アナ・オバーン (Anna O'Byrne)
コメント「初めて日本でパフォーマンスすることに、とてもワクワクしています。また、このコンサートでマリアを演じられることを大変光栄に思います。『ジーザス・クライスト=スーパースター』はアンドリュー・ロイド=ウェバーによる傑作ミュージカルです。その音楽と物語に命を吹き込み、日本の観客の皆さんへお届けできることを楽しみにしています」
オーストラリア出身。大学卒業直後にオーストラリア公演『オペラ座の怪人』の主人公のクリスティーヌ役に大抜擢。2012年には同役でウエストエンドデビューも果たした。DVD化もされている『ラブ・ネバー・ダイ』のオーストラリア公演でもクリスティーヌ役を演じ、世界中で注目される。ほか代表作に『リトル・ナイト・ミュージック』アン役、『ウエスト・サイド・ストーリー』マリア役、ジュリー・アンドリュースが演出を手掛けた『マイ・フェア・レディ』イライザ役などがある。今回が初来日。
■ヘロデ王 / 成河 (Songha)
東京都出身。大学時代から演劇を始め舞台を中心に活動。近年の主な舞台に『ショーシャンクの空に』
『アドルフに告ぐ』『100万回生きたねこ』『グランドホテル』『人間風車』『フリー・コミティッド』(以上主演作品)、『十二夜』、『エリザベート』、劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season花、『スリル・ミー』など。映像ではNHK『マッサン』、ディズニー実写映画『美女と野獣』(吹替/ルミエール役)など。3月29日より舞台『BLUE/ORANGE』に主演。6月より東宝『エリザベート』に出演。2008年文化庁芸術祭演劇部門新人賞、11年読売演劇大賞優秀男優賞受賞。
■カヤパ / 鈴木壮麻 (Soma Suzuki)
東京都出身。1982年から1998年にわたり劇団四季に所属し『キャッツ』『オペラ座の怪人』『美女と野獣』等の大作に出演。『ジーザス・クライスト=スーパースター』ではジーザス役、シモン役を演じた経験をもつ。退団後は『エリザベート』『レ・ミゼラブル』『タイタニック』『サンセット大通り』など数々のミュージカルに出演。また、NHK大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語』『篤姫』、
テレビ朝日ドラマ『相棒13』など映像でも活躍。第23回読売演劇大賞の優秀男優賞を受賞。
■シモン / 海宝直人 (Naoto Kaiho)
千葉県出身。7歳の時、劇団四季『美女と野獣』チップ役で舞台デビュー。その後『ライオンキング』初代ヤングシンバ役に抜擢される。近年はミュージカル『レ・ミゼラブル』マリウス役、『アラジン』アラジン役、『ライオンキング』シンバ役、『ジャージー・ボーイズ』ボブ・ゴーディオ役、『ノートルダムの鐘』カジモド役などに出演。2018年5月にはロンドン・ピーコックシアターで開幕した『TRIOPERAS』のメインキャストとして、ウエストエンドデビュー。2019年アルバム「I wish. I want.」でメジャーデビューも果たした。
※他キャストに関しては決定次第、当サイトでも発表する。

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