アメリカの『FGO』人気がハンパなか
った! 初の単独イベント濃密レポ【コ
スプレ】

コスプレレポも!『Fate/Grand Order』の単独イベントがアメリカで初開催。海外での人気に圧倒されっぱなしの現地レポートです。

正直、圧倒されました。
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2019年2月23日・24日、アメリカ・ロサンゼルスのCalifornia Market Centerにて、スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』(以下FGO)のイベント「Fate/Grand Order U.S.A. Tour 2019 in Los Angeles」が開催されました(1日目は夕方からスタートのPre-Show Night)。
「Fate/Grand Order U.S.A. Tour 2019」は、2019年にアメリカ5大都市(ロサンゼルス、シカゴ、アトランタ、ニューヨーク)で開催されるFGOのリアルイベントで、その第1弾開催にして英語版配信エリアとしては初となる単独でのイベントになります。
日本より約2年遅く、2017年6月25日に配信がスタートした英語版FGOは、北米を中心に展開し、2018年にはシンガポールなど東南アジア5カ国も配信地域として拡大。2019年1月の時点で500万DLを突破するなど、海外でも非常に人気が高いことが数値で明らかになっています。
また、中国や台湾、韓国、シンガポールなどアジア圏でのイベントの様子を取材していて、日本以外での人気の高さを肌で感じていました。
一方で、『FGO』の人気はアジア圏だけではないのだろうかとも思っていて、北米ではどれだけ受け入れられているのかと感じていました。
英語版をプレイする人のほとんどが東南アジアの方々で、実は北米ではそれほど盛り上がっていないのではないか…。
しかしその想いは、今回のロサンゼルスでのイベントで大きく覆りました。
23日の夕方、ロサンゼルスでも高層ビルの集まる会場には、数多くの行列ができていました。「What's happen?」と数名のアメリカ人に質問されたのですが、現地ではそれほど珍しい光景だったかもしれません。
また2日目は、1日目以上の行列ができていました。特に物販を求める方が多くて、イベントが始まって2時間ほどは物販列が途切れることはありませんでした。
イベント内部へ潜入!
イベント会場はビル1階部分が物販とステージ、13階が展示コーナーとなっていました。
展示コーナーはアメリカの道路を感じさせるデザインとなっていて、キービジュアルを使った巨大看板や、サーヴァントのキャラクターパネル、宝具展示、『FGO』関連のゲーム体験コーナーにコスプレエリアなど、日本で開催されるイベントに負けず劣らず、充実した展示内容となっていました。
今回、展示で注目だったのが、坂田金時(ライダー)の愛騎「ゴールデンベアー号」の実物サイズ。あの金に輝く、特徴的なアメリカンバイクをしっかりと再現されていて、さらに来場者は乗ることが可能でした。
『FGO』好きな方から「あのバイクに乗れて本当にうらやましい」という声をたくさんいただきました。
落書きコーナーでは、キービジュアルを描いたイラストレーターのNamieさんが葛飾北斎のコスプレ姿で落書きを披露。現地ファンによるイラストはもちろん、原作イラストを手がける武内崇さんが寄贈したイラストが展示されるなど見ごたえたっぷり。
コスプレは海外でも人気!
「Fate/Grand Order U.S.A. Tour 2019 in Los Angeles」では、コスプレで参加される方も数多くいらっしゃいました。
ゲーム内の背景をバックにしたコスプレエリアで撮影する方や、展示されている宝具を実際に持ってポーズを決める方、コスプレギャザリングとしてコスプレイヤーが集合しての撮影会など、コスプレで楽しめる施策が多数用意されていました。
今回宝具展示がなされていた坂田金時(ライダー)やセイバーオルタといったサーヴァントから、英語版ではまだ配信がされていないサーヴァントをされる方もチラホラ。すでに日本の流行をキャッチされている方も多くいらっしゃいました。
来場者のほとんどがロサンゼルスや近郊のアメリカの方々がほとんどの中、日本からこのイベントのために訪れた方も。
アルトリア・ペンドラゴンのコスプレで参加されたSuzuさんに話を聞くと、「自分がこのイベントでセイバーとして参加できたことがうれしいです」とのこと。
また実際に参加されて感じたことを聞くと「アメリカでの熱量を感じました。日本の作品がこんなに人気で驚いた」「パネルなどコンテンツが多くてすごいと感じた」、現地のコスプレイヤーを見て「コスプレイヤーが多く、自作する方が多くて感動した」と語られていました。
セリフ生披露に、ファン感動!
会場では、計4回のステージが行われ盛り上がりました。
日本からはジルドレェ役やアーラシュ役などで知られる鶴岡聡さん、BB役や『Fate』シリーズに登場する間桐桜役で知られる下屋則子さんが登壇。ゲームでの思い入れやロサンゼルス観光のことなど、現地ファンに向けて様々語られました。
特に人気だったのが、登場キャラクターのセリフの生披露で、鶴岡聡さんはアーラシュの宝具のセリフから、ほぼすべての演じるサーヴァントのセリフを披露し、会場から大きな拍手が贈られました。
また下屋則子さんも、BBや間桐桜の甘いセリフを言い、こちらも大きな歓声が贈られました。
2日間に及ぶ『FGO』アメリカ単独リアルイベントを取材し、「こんなにも人気があったのか…」と、一ファンとしてうれしく感じました。イベントでは様々な施策があり、ファンを楽しませようという気持ちが伝わってきましたし、実際ファンの多くが笑顔であふれていましたし、最初から最後まで非常に楽しいイベントだったと感じています。
「Fate/Grand Order U.S.A. Tour 2019」はまだ始まったばかり。可能な限り海外の『FGO』イベントに参加し、海外ファンの盛り上がりを見ていきたいですね。
(c)TYPE-MOON / FGO PROJECT
(c)Copyright 2017 Aniplex Inc.

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