超特急が不遇の時代を乗り越えた理由には「ダサかっこよさ」があった

超特急が不遇の時代を乗り越えた理由には「ダサかっこよさ」があった

超特急が不遇の時代を乗り越えた理由
には「ダサかっこよさ」があった

他に類のないグループ、それが「超特急」!

史上初!
他に類のない、"メインダンサー&バックボーカル"のグループ「超特急」。
しかも、センターを務めるダンサーが、楽曲ごとに変わるという変化球つきです。

「超特急」は、2011年の12月25日、クリスマスの日に結成。2012年6月10日に、シングル「TRAIN」でCDデビューを飾りました。

しかし残念ながら、「超特急」のごとくスピード出世、とはいかず、彼らは、似た名前の他グループに間違われるなど、不遇の時代を重ねることに……。
でも、笑顔を忘れず、ファンとの絆を大切にし、着実にファンを増やして前進し続けた「超特急」は、この数年で一気に開花します。
2017年に発売された、12thシングル『超ネバギバDANCE』で、ついにオリコンウィークリーチャート&ビルボードTop100で初の1位を獲得。13thシングル『My Buddy』は、YouTube再生回数950万回を超え、1000万回が視野に入っています。
さらに、アルバム・シングル合わせた13作品が、オリコンウィークリーチャート連続TOP10入りを果たしました。
超特急「My Buddy」Music Video

「超特急」の活躍の場は、音楽の枠にとどまっていません。
ドラマやバラエティー番組、トークイベントへの出演も増え、ダンスグループの中でも、独自のポジションを築き始めているのです。

個性豊かな「超特急」は、どの号車も素敵です!
「超特急」は、グループ名の通り「電車」がモチーフ。
メンバーは、メインダンサーのカイ・リョウガ・タクヤ・ユーキ・ユースケ、バックボーカルのタカシ、の6人です。
そして、6人それぞれに、号車とイメージカラーが割り振られ、キャラクター担当も細かく設定されています。
ちなみに、ファンは8号車と呼ばれ、ピンクのイメージカラー。
スタッフは9号車と呼ばれています。
それでは、メンバーを見てみましょう。
カイ(小笠原 海 おがさわら かい) 【2号車】
神秘担当でイメージカラーは青。
クールな色気と、実はやんちゃな中身とのギャップが魅力。
ドラマ「アンナチュラル」では、石原さとみの弟役を演じていました。
リョウガ(船津 稜雅 ふなつ りょうが)【3号車】
ガリガリ担当で、イメージカラーは紫。
2次元ラブの天才ブロガーで、とにかく優しい、「超特急」のリーダー。
「踊る!さんま御殿」他、バラエティー番組に出演しています。
タクヤ(草川 拓弥 くさかわ たくや)【4号車】
筋肉担当で、イメージカラーは緑。
甘さ漂うクールビューティーで、ときおり見せる笑顔が素敵な、おしゃれ番長。
ドラマ「家売るオンナ」では、天然生意気キャラの新人営業マンを演じています。

ユーキ(村田 祐基 むらた ゆうき)【5号車】
ドジっ子担当で、イメージカラーは赤。
表情豊かなパフォーマーで、キュートな笑顔とメンバー随一のダンス能力が魅力。
「アッコにおまかせ!」他、バラエティー番組に出演しています。
ユースケ(福田 佑亮 ふくだ ゆうすけ)【6号車】
元気担当で、イメージカラーは黄色。
彫刻のような顔、メンバー愛にあふれ、元気一杯に周囲を照らす好青年。
「ヒルナンデス」他、バラエティー番組に出演しています。
カシ(松尾 太陽 まつお たかし) 【7号車】
末っ子担当で、イメージカラーは白。
穏やかな性格をした、大阪生まれの、ただただ天使な純白王子は、唯一のボーカル。
ドラマ「花にけだもの」では、和泉千隼役を演じていました。

メンバーは、映画やドラマ、バラエティ番組の出演やモデルなど、マルチに活動中です。最近は、同性の支持も、グングン増えてきました。
あなたのお気に入りは誰でしょうか?
ぜひ、あなたの推しの号車を、見つけてください。

超特急「超特急です!!!!!!!!」を特別公開

ダサいけどカッコいい!このギャップにハマる!!
少しずつ経験を積み、「各駅停車」の速さで、キャリアを積んでいた超特急。
彼らは、2015年ごろから、「ダサかっこいい」というキーワードをもとに、急速に人気を拡大していくことになります。
そのきっかけが、9thシングル『バッタマン』でした。
それでは、『バッタマン』の歌詞の一部を見てみましょう。

まがい物(=にせ物)の意で使われる「バッタモン」をもじったタイトル。
「モノホンなんかなんなくて結構」「人も憎まず 世も憎まず」と、当時の超特急をめぐる状況を逆手に取った、ユーモラスな歌詞。
MVでは、「超特急」のメンバーたちが、8号車(=ファン)への感謝と自らの野心を歌い、ダンスミュージックのリズムに乗って、コミカルなダンスを繰り広げていきます。
超ネバギバDANCE
また、超特急が初めてオリコン1位を獲得した『超ネバギバDANCE』。
こちらも、歌詞の一部を見てみましょう。

どんどん加速するぞ、負けてられるか、やってやるぞ、という意気込みや根性を感じさせる歌詞ですね。
超特急のメンバーが、機関士に扮して一列で路上を行進したり、ストリートでヒップホップダンスを踊ったりするMVは、実に「ダサかっこいい」です。
イケメンだけど、スマートでない超特急のメンバーには、肩の凝らない距離感と、自由な雰囲気があります。
彼らは、どんなことにも、一所懸命で、ダサいことにも、真剣でかっこいい…。その、「ちょっとズレてる」感覚が、ファンの心をつかんだと言えるでしょう。
なによりも、彼らが愛されるのは、その親しみやすさと、8号車(ファン)との絆を大事にするところです。
もちろん超特急の楽曲には、「ダサかっこいい」だけでなく、カッコいいナンバーもありますよ。
ダサくもなれるし、かっこよくもなれる……、その振れ幅こそが、超特急の最大の魅力なのです。
あなたは「超特急」の、どの号車に乗りたいですか?
2018年、コーイチ(1号車)が、脱退を発表。
これまで「超特急」を支え続けたファンに、衝撃が走りました。
しかし彼らは、早くも、4月4日には新体制でのシングル『a kind of love』を、リリース。
5月からは、春のアリーナツアーを開催。
メンバーの脱退を乗り越え、成功してきたアイドルグループと同じく、勢いを止めず、走り続けています。
年末年始には、自身最大規模となる、アリーナ会場でのツアー『GOLDEN EPOCH』を実施しました。
チケットは即日完売。
その人気は、留まることを知りません。
超特急が恒例“男祭り”開催 「気持ちいい!」と太い声にメンバー大喜び(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース https://t.co/BYtlfC8cFD @YahooNewsTopics— 超特急 OFFICIAL (@sd_bt) 2019年2月3日
「超特急」は、これから、どんな未来を見せてくれるのでしょうか?
2019年も、この6人から目が離せませんね。
「超特急」は、今日も、皆さんのご乗車を心からお待ちしています。
TEXT 有紀

アーティスト

UtaTen

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