【週末アニメ映画ランキング】「ドラ
えもん」が首位獲得、「シティーハン
ター」は12億円突破

(c)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019 3月2日~3日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。3月最初の週末は、長編劇場版シリーズ39作目となる「映画ドラえもん のび太の月面探査記」が予想通り首位を獲得した。ドラえもんのひみつ道具を各章のタイトルに起用した「凍りのくじら」などで知られる直木賞作家・辻村深月が映画脚本に初挑戦した注目作。1日より全国382スクリーンで公開され、土日2日間で動員58万6000人、興収6億9600万円を稼ぎ出した。これは新シリーズ最高興収53.7億円を記録した前作「映画ドラえもん のび太の宝島」の興収比82.6%の成績。公開3日間では動員64万5000人、興収7億5700万円を記録しており、4年連続でシリーズ最高記録更新となるか、春休み興行に注目が集まる。
 前週8位の「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」は9位に後退したが、累計動員は85万人、興収は12億円を突破した。アニメ作品のトップ10入りはこの2本のみ。前週10位の「コードギアス 復活のルルーシュ」は13位に後退している。
新作の「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章『新星篇』」は、1日より全国36スクリーンで公開され14位、「KING OF PRISM Shiny Seven Stars I プロローグ×ユキノジョウ×タイガ」は2日より全国32スクリーンで公開され15位スタートとなったが、2作品とも高稼働している。
 なお、前週首位デビューした「翔んで埼玉」は2位で、前週末を上回る成績で好調を維持。3位には、第91回アカデミー作品賞ほか3部門を受賞した新作「グリーンブック」が初登場した。4位は「僕の彼女は魔法使い」、5位には「アリータ バトル・エンジェル」がつけている。新作「九月の恋と出会うまで」は圏外の11位スタートとなった。

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