プロディジーのキース・フリント、死

ザ・プロディジーのリード・ヴォーカリスト、キース・フリント(49歳)が月曜日(3月4日)朝、英国エセックス州にある自宅で亡くなっているのが発見された。バンド・メイトのリアム・ハウレットによると、自らの命を絶ったという。
バンドのFacebookには「最も大きな衝撃と悲しみの中、俺らのブラザーで親友のキース・フリントが亡くなったことを認める。真のパイオニア、革新者、そしてレジェンド。永遠に惜しまれる」との、声明が出された。
ハウレットは、インスタグラムに以下のような声明を掲載した。「ニュースは本当だ。自分がこう言っているのが信じられないが、俺らのブラザー、キースは週末、自らの命を絶った。俺はものすごくショックで、怒っており、混乱し、心が引き裂かれている……r.i.p. ブラザー・リアム」
ロンドンで生まれ育ったフリントは、80年代終わりにハウレットと出会い、バンド活動を共にすることとなった。1992年にデビュー・アルバム『Experience』をリリースし、セカンド『Music For The Jilted Generation』(1994年)で全英1位を獲得。サード『The Fat Of The Land』(1997年)はUKだけでなくアメリカでも1位に輝いた。UKでは、セカンドから昨年11月に発表された7枚目『No Tourists』まで6枚全てのスタジオ・アルバムが1位を獲得している。

フリントのエネルギッシュなパフォーマンス、存在は、プロディジーの要の1つだった。
プロディジーは5月から8年ぶりとなる全米ツアーを開催する予定だった。

合掌。

Ako Suzuki

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