【インタビュー】深川麻衣 念願の朝
ドラ出演で恋の行方も気になる!「吉
乃と一緒で好きなことにとことん取り
組んでいる方に魅力を感じる」

今や国民食となっているインスタントラーメンを開発した安藤百副・仁子夫妻をモデルにしたNHK朝の連続テレビ小説『まんぷく』。主人公・福ちゃん(安藤サクラ)の姉・克子(松下奈緒)の次女・吉乃を好演しているのが、女優として幅広く活躍中の深川麻衣。ドラマファンの間では目下、誰と付き合うのかが注目されている吉乃だが、そのヒント(?)を含め、ドラマ撮影中のエピソードから彼女自身の家族のことまで丁寧に語ってくれた。

【深川麻衣サイン入りチェキ プレゼント企画開催】
3月1日〜2日に掲載されるインタビュー&ランキングの記事下に2つのキーワードが出ています。その文字を繋げるとある言葉が出現しますので、それを導き出してください!!詳しい応募方法は、2日に掲載されるプレゼント企画記事をチェック!
■朝ドラ効果で嬉しい反響も!現場の雰囲気から役に対するこだわりも明かす!!
――国民的番組とも言える朝ドラですが、周りの反応はいかがですか?
深川 改めて朝ドラは本当に影響力が大きいのだなと実感しています。地元の友だちや家族、祖父母もとても喜んでくれ、この前、街で「あ、吉乃ちゃんだ」と声をかけてくださった方もいて、初めての経験だったのでとても嬉しかったです。
――出来上がっているチームに途中から入っていくのはプレッシャーでしたか?
深川 初めてリハーサルに行ったときや、撮影初日はやっぱり緊張しました。念願の朝ドラに初めて出演できることはとても嬉しかったです。また、香田家の一員になれることを楽しみにしていたのですが、家族の雰囲気は出来上がっていて、視聴者の方も香田家を見守るような気持ちで観ているので、その空気を壊さないようにという意識が根底にありました。でも出演させていただくからには吉乃としてしっかりと魅力的な女の子を演じたいという気持ちでした。
――安藤さんや長谷川博己さん、松坂慶子さんなど演技派、ベテランが揃っていますよね。
深川 みなさん本当にお話がおもしろくて、気さくに話しかけてくださいます。初日に私が緊張しているのをサクラさんが察して、話しかけてくださったこともありました。みなさん、お芝居はもちろん尊敬するところばかりですが、普段もとても気さくで魅力溢れる方々です。
――誰かに何かアドバイスをもらったとかありますか?
深川 長谷川さんはもともと劇団にいらっしゃったこともあって、滑舌や発声の仕方などの知識も深く、「こうするといいよ」などいろいろ教えていただきました。話すことも筋肉と一緒で続けていないと忘れてしまうとおっしゃっていたので、教えていただいたことをこれからも続けたいと思います。
――吉乃ちゃんと言えば、今、元“塩軍団”の岡さん(中尾明慶)と森本さん(毎熊克哉)のどちらと付き合うの!?ということが注目されていますよね。
深川 吉乃は洋服や髪型もオシャレなお母さんに教えてもらったのかなと思うくらい女の子らしい格好をしているのですが、萬平さんのラーメン作りに積極的に興味を持って、様々なことに対して好奇心旺盛で屈託のない女の子。当時の結婚適齢期からしたら遅いくらいの年齢ですが、おばあちゃんから結婚しなさいと言われても焦るそぶりも全然ありません。岡さんと森本さんはちょっとコワモテですが、そのふたりからジッと見られても怪しんだり怖がったりしないので、人を外見で判断しない女の子です。
――人の内面をきちんと見てくれる女の子なんですね。
深川 そうですね。「好きなことを一生懸命やっている人に魅力を感じる」と劇中でも言っているし、そういう人を支えてあげたいのだと思います。岡さんも森本さんも萬平さんのお仕事を手伝いながらとても頑張っているので、そういう姿を見て惹かれていくのだと思います。
松井玲奈乃木坂46での活動以来の再会!「平和」と語る自身の家族も紹介!!
――なるほど。どちらを選んだのかがわかるのはもうすぐですよね。楽しみにしています! ちなみに深川さんご自身はどんな人に惹かれますか?
深川 おおらかで心が広い方がいいですね。吉乃と一緒でやっぱり内面が大事だと思います。好きなことにとことん取り組んでいる方に魅力を感じます。
――映画『パンとバスと2度目のハツコイ』の本サイトのインタビューでは「告白されて付き合いたい」とおっしゃっていましたね。
深川 引っ張っていってほしいタイプかもしれません。例えばデートの時に「どこでもいいよ」と言われるより、ちゃんと意見を出してくれて、私も意見を出してふたりで決めるという方が楽しそうだなと思います。
――『まんぷく』には福ちゃんの親友・敏子役で松井玲奈さんも出演されていますが、おふたりの共演に乃木坂46時代のファンがSNSなどでザワザワしていました。
深川 そうなんです。玲奈さんとお会いしたのもグループにいたとき以来で、今回、2~3年ぶりにお会いしたので、再会した際に久しぶりだねという会話をしました。
――グループで活動するときと、女優として再会して同じ作品に携わるというのはやっぱり感覚が違いますか?
深川 グループのときも、玲奈さんは乃木坂46のメンバーよりも圧倒的に経験を積まれていたので、当時は背中を見て学ぶつもりで一緒に活動させていただいていました。『まんぷく』では特にここをこうしようみたいな会話はしていませんが、玲奈さんは前室でよくひとりで本を読んでいたりします。そういう自分の好きな時間を大切にしているところはグループで活動しているときから変わらないところだと思いました。でも玲奈さんは劇中では福ちゃんの友だちで、吉乃とは年齢差が結構ある設定なので違和感なく見えるようにしないといけないということは意識しています。
――福ちゃん一家や香田家の描写など、『まんぷく』は家族の絆を感じる物語ですが、深川さんご自身のご家族のお話を聞かせてください。
深川 うちは父、母、兄、私の4人家族なのですが、基本的に平和です。以前、父は怒ると怖かったのですが、年を重ねて丸くなりました。母は好奇心旺盛でいろいろなことに挑戦する姿を小さい頃から見ていたので、私も年を重ねていっても母のように常にいろいろなことに興味を持っている人でいたいです。兄はタレ目で(笑)、穏やかで全然怒らない人です。今はお坊さんになって頑張っています。
――深川さんが芸能界を目指すときに、生活費は自分で稼ぎなさいとお母様に言われたそうですね。
深川 私がやりたいことや興味があることに対して、心配されることはあっても否定されたり止めなさいと言われたことは一度もないですね。美術系の学校に通いたいと言ったことも芸能界を目指すことも上京することも、両親は尊重してくれました。ただ、上京するときは生活費は自分でしっかりしなさいとか、ダメだと思ったら諦めて帰ってきなさいとか(笑)、背中を押してはくれますが、甘やかされはしないという感じで、今もずっと見守ってくれています。
――最後に、萬平さんが発明家ということにちなんで、深川さんが発明したいものを教えてください。
深川 朝、確実に起こしてくれる道具(笑)。朝早い日が続くと「絶対に寝坊できない」とヒヤヒヤします。目覚ましも自分で無意識に止めてしまっているときがあるのでふたつかけているのですが、それでも不安なので起きる時間になったら動き出してユサユサと揺さぶってくれるキャラクターとか、需要がありそうですよね?(笑)。
文/熊谷真由子
(c)NHK

ランキングBOX

“気になる人の気になるランキング”をテーマに、様々な分野の著名人へ直撃した「MY BEST3」を紹介!オリジナルのランキングインタビュー記事をはじめグルメなどのトレンド情報やエンタメなどのストレートニュースなども毎日配信中です。

新着