【AK-69 インタビュー】
心のパワーとして
必要な人に届けばいい
目標に向かって無我夢中でやることに
人生の答えがある
では、3度目の武道館の話題にいきましょう。今回は3月30日と31日の2デイズ開催となりましたね。
2デイズをやるのなんて余裕なアーティストもいっぱいいますけど、自分の中で武道館2デイズやるってかなりの挑戦なんですよ。もうね、なんで2日にしたんだ!って思うくらいですよ(笑)。でも、ギリギリのことをやって自分を上げていくのが俺なんです。そうすることで生まれる気持ちが歌にもなるし、ここで俺が安パイの道を選んだら…それこそ“THE ANTHEM”ってタイトル掲げて武道館やりますけど、ほんとの意味でのアンセム感は出ないと思いますね。
必死に頑張らないと成功できないわけですよね。
そうです。しかも、土日が取れたんでね。これは奇跡的ですよ。怪物級なアーティストとかじゃないと、武道館の土日って取れないですからね。武道館も改修工事前だし、みんなが押さえようとしているから、さらに取るの大変なのに。これは神様が2デイズをやれ!って言ってるんだなって、俺は受け取りましたね。まだ平日だったら言い訳できるかもしれないけど、土日でお客さんが入んなかったら“あいつ、滑ったな”ってなるし(笑)。
好条件がゆえに、言い訳できない状況になったと(笑)。これは下手打てませんね。
ですね。でも、振り絞るからこそ出る気合いとか知恵とかってあるんで。安パイの闘いの中では、それって出てこないですからね。目標に向かって無我夢中でやることに人生の答えがあるんじゃないかなって思ってますから。でも、絶対に成功させますけどね、死ぬ気で。捨て身でやりますよ。
内容は2日間別々なんですね。
はい。30日はソロデビューしてからニューヨークに渡米するまで、31日はニューヨークから帰ってきて現在に至るまでって時間軸で分けてます。演出面は…あえて言わないので、全部楽しみにしておいてほしいですね。アンセムとして、心が燃え上がるような演出はいっぱいしようとは考えてます。2日間観て、すげぇ良かったって完結するようなものにしたいと思ってます。ひとりでも多くの人に、ぜひとも足を運んでもらいたいですね。
取材:土屋恵介