猫がテーマのオムニバス映画「ダヤン
とタマと飛び猫と」5月10日から上映

(c)Akiko Ikeda/Fushigi Dayan(c)Sony Creative Products Inc./Tama & Friends Project(c)五十嵐健太 アニメ「ダヤンとジタン」と「タマとふしぎな石像」、実写作品「旅する飛び猫」という猫をテーマにした3作品で構成されるオムニバス映画「ダヤンとタマと飛び猫と ~3つの猫の物語~」が、5月10日から東京・イオンシネマ板橋ほかで公開される。
 「ダヤンとジタン」は、絵本作家の池田あきこ氏が生み出した架空世界「わちふぃーるど」に暮らす猫のダヤンを中心に、100を超える絵本や長編物語が出版され続けている「猫のダヤン」シリーズが原作。今回はわちふぃーるど創世の秘密を解く物語から、猫たちの冒険や友情を描く。キャストはダヤン役を島本須美が務めるほか、ジタン役には平山笑美、三人の魔女役にはニーコ、イワン役には小田敏充、ローク役には新田恵海、マーシィ役には降幡愛が配役されている。
 「タマとふしぎな石像」は、ファンシーグッズブームから生まれた「うちのタマ知りませんか タマ&フレンズ」シリーズのキャラクターたちによる新作アニメ。キャスト陣は、テレビアニメ「3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?」から続投も明らかになっており、1993年放送の第1期からタマ役を笠原弘子、モモ役を椎名へきる、トラ役を坂本千夏、ポチ役を渡辺真砂子、94年放送の第2期からノラ役を津賀有子、ゴン役を北島淳司、ベー役をまるたまり、クロ役を岩永哲哉、コマ役を荒木香衣、岡本たけし役を優希比呂が演じる。なお、当時ブル役だった荒川太郎さんは逝去しているため、新たに落合福嗣が起用された。また、音響監督を「アニメハック」で「音物語」を連載中の明田川進、テーマソングをアニメ大好きガールズユニット「A応P」が担当する。
(c)Akiko Ikeda/Fushigi Dayan(c)Sony Creative Products Inc./Tama & Friends Project(c)五十嵐健太 「旅する飛び猫」は、猫がジャンプする瞬間の写真を集めてベストセラーになった、五十嵐健太氏の写真集「飛び猫」シリーズが原案。ナレーションを「A応P」のメンバーで、大の猫好きとしても知られる堤雪菜が務める。
 今回オムニバス映画化するきっかけとなったのは、「猫のダヤン」と「タマ&フレンズ」が2016年にアニメ枠「ニャンだ?フルテレビ」で同時に新作アニメを放送したこと。その後、アニメ枠「瀬戸にゃん海」で、五十嵐が手掛ける「にゃん旅」とともに3作品が一緒に放送されたことで、「ダヤンとタマと飛び猫と ~3つの猫の物語~」制作へとつながった。

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