松本穂香&伊藤健太郎、湯浅政明監督作に出演

松本穂香&伊藤健太郎、湯浅政明監督作に出演

松本穂香&伊藤健太郎、湯浅政明監督
「きみと、波にのれたら」で共演 松
本は声優初挑戦

松本穂香&伊藤健太郎、湯浅政明監督作に出演(c)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会 「夜は短し歩けよ乙女」「夜明け告げるルーのうた」の湯浅政明監督によるオリジナル劇場アニメ「きみと、波にのれたら」の追加キャストが発表され、松本穂香と伊藤健太郎が声優を務めることが明らかになった。JR東日本グループのキャンペーン広告「JR SKISKI」でも共演中の2人が、本作では主人公に関わる重要なキャラクターを担当。松本は声優初挑戦となる。
 映画は、海辺の街を舞台に、消防士の青年とサーファーの女子大生が繰り広げる青春ラブストーリー。自分の未来に自信が持てない女子大生・向水ひな子(むかいみず・ひなこ)は、消防士の雛罌粟港(ひなげし・みなと)と出会い、恋に落ちる。だが港は海の事故で命を落とし、ひな子は憔悴のあまり海が見れなくなってしまう。そんなある日、ひな子が思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。港役で片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、ひな子役で川栄李奈がダブル主演を務めることが決まっている。
 NHK連続テレビ小説「ひよっこ」やドラマ「この世界の片隅に」で注目を集めた松本は、港の高校生の妹・洋子役を担当する。「アニメの声優に挑戦してみたいとずっと思っていたので純粋にすごくうれしかったです。監督もおっしゃっていたのですが、この物語は自信のない人たちの話で、それぞれが何かを感じて、気付いて、前に進んで行くお話だと思います」と述べている。
 一方、ドラマ「今日から俺は!!」の伊藤真司役が話題を呼んだ伊藤は、港の後輩の新人消防士・川村山葵(かわむら・わさび)を演じる。「湯浅政明監督の『カイバ』という作品が大好きで、独特の世界観や、ストーリーにはまっていたので、ご一緒出来ると聞いた時は純粋にうれしかったです!」と出演のよろこびを述べ、「山葵のように、すごくもがいて頑張っているのに、仕事がうまくいかないとか、気持ちをうまく伝えられない人はたくさんいると思うので、そういった方々に見ていただけるとうれしいです」とアピールしている。
 湯浅監督は、2人の役どころを「洋子と山葵も主人公たちと同じようにテーマを体現している重要な役です」と説明し、そのうえで「洋子は感情とは裏腹に一番強がった、ともすればステレオタイプになりがちな役柄ですが、松本さんが演じることでずっと血の通った『らしい』キャラになりました。山葵の方は素直でかわいらしい役柄ですが、情けない部分も多々あるので嫌われる可能性もありました。しかし伊藤さんが演じる事でとても愛すべき『感じのよい』キャラクターになっています」と太鼓判を押している。
 「きみと、波にのれたら」は6月21日から全国公開。

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