【イベントレポ】超特急の“食べ鉄”
トークイベントで旅の秘話が続出!タ
クヤ&ユーキのハグも飛び出すなど歓
声と爆笑の嵐!!

6人組ダンス&ボーカルグループ・超特急が、Blu-ray BOX『超特急と行く!食べ鉄の旅 タイ編』の発売記念トークイベントを、2月16日に埼玉会館にて開催した。メンバー6人の仲の良さが垣間見える丁々発止のやりとりは、知られざる旅の秘話を盛り込んだ本イベントでも見事に爆発。タイでの旅を映像で振り返りつつ、脱線上等の以心伝心なトークで集まった8号車(超特急ファンの呼称)を楽しませてくれた。3部構成で行われたイベントのうち、ランキングBOXでは第1部の模様をお届けする。

1月9日に発売された本作は、昨年10月より地上波でテレビ放送されていた『超特急と行く!食べ鉄の旅 タイ編』を映像化したもの。『超特急と行く!食べ鉄の旅』はメンバーが鉄道で旅をしながら“食べ鉄ミッション”に挑戦し、絶品グルメを満喫する旅番組で、一昨年の「台湾編」に続き今回が第2弾である。現地のリアルな観光・グルメ情報が知れるということで、8号車のみならず旅ファンの間でも話題の人気番組だ。
そんな旅の裏話を満載したプレミアムイベントということで、会場には大勢の8号車が集結。ロビーにはカメラ好きで知られるタクヤがタイで撮影した写真も展示され、ユーキのショットの多さに「さすがユーキ推し!」と鑑賞する8号車からも声が上がっていた。そして番組のテーマ曲「コーシエンノイ」(タイ語で「声をあげろ」の意味)をBGMに、メンバー6人がステージに登場すると、まずは実際に旅したときのチーム分け通り2号車・カイ、6号車・ユースケ、7号車・タカシと3号車・リョウガ、4号車・タクヤ、5号車・ユーキのふた組に分かれて着席。「タイは暑かったのでは?」という司会者の問いに「暑いしジメジメしてるので、ずっといたら痩せそうだなって」と答えたガリガリ担当のリョウガに、さっそくタカシが「ずっと痩せているけどね」とジャブを浴びせる。
そこからタイ旅行を振り返る映像が流れ、267号車チームは渡し船や象に乗ったり、カオニャオ・マムアンなるタイスイーツを食べたり、ワット・マハタートの木の根で覆われた仏頭をバックにマーメイドポーズで写真に収まったりと、タイらしいアクティビティを満喫。対する345号車チームは寺院に正式の作法で参拝しつつも、豪華なアフタヌーンティーを味わったり、タイ式マッサージを受けたりと都市型のタイライフを過ごしたようで、ユーキは「象に乗りたかったし、カオニャオ・マムアンも食べたかった!」と不満顔だ。何よりリョウガとユーキが通常の“痛気持ちいい”マッサージだったのに対し、タクヤだけが最高級のアロママッサージを受けていたことには、ステージ上に「ずるい!」の声が吹き荒れる。
ここからは秘蔵の裏話が映像付きで次々に登場。まずは、チェンマイのナイトマーケットで値切っていた姿をスタッフに暴露されたカイが、「最初はあり得ないくらい安い値段を提示すると半額くらいにできます!」と値切り術を披露する。リョウガに「それは詐欺の手口じゃ……」と引かれながらも、「象さんのキーホルダーは目標額まで値切れなかった!」と残念がってタカシに「ストイックや」と言わしめ、「それがマーケットの醍醐味なので、お買い物は楽しくしましょう!」と力説していた。
また、6人で電車に乗っている映像では、最初はハシャいでいたユースケのテンションがどんどんと下がっていく姿が激写。それを見てユースケは「放送を観た親からも心配された。実はこの日が僕らの最終日で、仲良くなったタイのスタッフさんと会えなくなるのかと思ったら寂しくなっちゃって……収録中なのにそのことばかり考えていたんです」と反省してみせる。するとリョウガが「今も寂しいですか?会いたいですか?」と問いかけ、「会いたい!登場してくれるの?」と“まさか”のムードが流れたところで、「来ておりません!」と非情の宣告。崩れ落ちるユースケの隣で「マジで!?」とユースケ以上に信じていたタカシのピュアネスも見逃せない。
寂しさのあまり電車内でずっと静かだったユースケに対し、モノマネで絡むリョウガの未公開映像も第1部限定で披露。「ユースケです!」とモノマネをするリョウガの声は本人そっくりで場内から驚きの声が上がるが、「喉を絞れば誰でもできますから」というリョウガの言葉に、急遽クイズが開催されることとなる。後ろを向いたメンバーに8号車が「ユースケくん!」と呼びかけ、「はーい!」と答えたのは誰かを当てるものだが、ユースケ本人が圧倒的多数の票を集めるものの正解はカイ。「騙しきった!」と達成感いっぱいの彼に、「この流れはカイだなと思ったから、カイが言う瞬間に肩を動かした」とフェイントをかましたリョウガもさすがである。
さらに「それは何ですか?」「どこですか?」といったタイ語を見事に使いこなす自身の映像が流れると、ユーキは「タイの8号車が使えるタイ語を教えてくれたり、現地スタッフさんにもいっぱい教えてもらいました」と上達の秘密を告白。タクヤも「ユーキは海外に行くと現地の挨拶を自分の壁紙にしてるから」と付け加えるが、「すみません、待ち受けじゃないでしょうか?」(リョウガ)、「部屋に貼っているのでしょうか?」(タカシ)と突っ込まれて思わず荒ぶる。しかし「ひとついい言葉があるんです。“ポム ラック クン”、何ていう意味でしょう?」というユーキの問いには、「お前が好きだ」と一発正解してユーキとハグ!ユーキ推しの面目躍如を果たしてみせた。
トークの最後には、メンバー自身がタイで選んだお土産のプレゼント抽選会も行われた。第1部ではタカシから四角形のポーチ、タクヤから三角笠、ユーキからミニフライパン、カイから腕時計がいずれもサイン入りでプレゼントされたが、最大の見どころは品物をモニターに映し出すメンバーの謎のカメラワーク。ユースケがポーチを掲げるタカシの後ろで背後霊のようにアピールするリョウガを大映しにすると、ツボに入ったユーキが笑い転げて涙で顔がぐしゃぐしゃになるアクシデントも。その後もカメラを渡されたメンバーと、被写体の後ろで見切れるメンバーとの見事な連携プレーで、単なるプレゼント抽選会を爆笑エンターテインメントに昇華してみせた。
「今のトークでタイの素晴らしさが伝わったか心配ですが、暖かい気候と温かい人、おいしくて辛い食べ物とオススメの場所ですので、ぜひ行って楽しんでほしいと思います。引き続き『超特急と行く!食べ鉄の旅』を、よろしくお願いします!」
さらなる続編への期待が膨らむリーダー・リョウガの挨拶でイベントは終了……かと思いきや、番組のエンディングでお馴染みだった反省会ならぬ“車庫会”がステージでも。「日本に帰ってからもタイ料理を食べている」(カイ)、「辛さだけじゃなくおいしさがわかるようになった」(リョウガ)、「タイに着いてカオマンガイを食べたとき、“ここから1週間乗り切れるか?”と思うくらい辛かったけど気付いたら慣れていた」(タクヤ)、「もち米おいしかった」(ユースケ)とタイグルメへの想いを語り、「もう、寝ますか?」と恒例のおやすみ宣言が入ると、客席からは当然「えー!」の声が。すかさず「一緒に寝る?」と応えたユーキに、「気持ち悪い!」「さらっと言えるのすごい!」と他の5人が逃げ出して場内を笑わせつつ、最後は末っ子のタカシが「じゃあ、みんな、おやすみ!」と明るく手を振って、笑顔いっぱいのイベントを頼もしく締め括ってくれた。
文/清水素子

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