「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
」メインビジュアル公開 主題歌は亜
咲花と鈴木このみ

(c)MAGES./PROJECT YU-NO テレビアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」のメインビジュアルが公開された。物語のキーアイテムである宝玉を手にした主人公・有馬たくやと、彼を取り巻くメインキャラクターたちが、並列世界をイメージした背景とともに描かれたイラストになっている。
 原作は1996年にPC用として発売されたSFアドベンチャーゲームで、テレビアニメ版は、2017年にリリースされたリメイク版がベースになっている。高校生最後の夏休み、用途不明の鏡と宝玉が入った小包を受け取った主人公・有馬たくやは、同封されていた手紙の指示にしたがって剣ノ岬へとおもむく。そこには倒れた謎の女性と、学園長、転校生の姿があり、地響きとともに光に包まれたたくやは、無数の並列世界をめぐる長い旅に身を投じていくことになる。
 同作の主題歌情報も明らかになった。オープニング主題歌「この世の果てで恋を唄う少女」を「ゆるキャン△」の亜咲花、エンディング主題歌「真理の鏡、剣乃ように」を「ノーゲーム・ノーライフ」の鈴木このみが歌う。CDはOP主題歌が4月24日、ED主題歌が5月8日にリリース。
 また、平川哲生監督、ゲーム版プロデューサーの浅田誠氏からのコメントも公開された。平川監督は「カルト的な人気作品の多くは、作品そのものの未完成な部分を、受け手側が補完することで成り立つと思います。それは『YU-NO』も同じです。壮大な構想において、現実の諸問題でクリアできなかったものの、その熱量がこぼれ出している部分が人の心を打っているのではないでしょうか。95年前後はそういう作品が多かったと思います。代表的な作品だと、『新世紀エヴァンゲリオン』『もののけ姫』『リトル・ブッダ』など、これは『YU-NO』にも多大な影響を与えています」と原作の立脚点を再確認しつつ、「アニメ化するということで、シナリオの作成は難航しました。ゲームと違って、アニメは1本のストーリーしか描くことができない。その中で1番難しかったのは、主人公たくやの行動に一貫性や動機を与えたりする部分です。しかし、各話の脚本家の方々にもアイディアをいただいて、なんとか納得のいく形にできました」と手応えを明かした。
 浅田氏も「本作が伝説のゲームと呼ばれる1番特異な点は、『A.D.M.S(アダムス)』と略させるオート分岐マッピング・システムだと思います。並列世界の物語を描くにあたり、A.D.M.Sでシナリオの分岐点などを目で確認しさらに分岐していく世界を探索する要素が一番の魅力ではないでしょうか。アニメ化において、並列世界全ルートを表現する上で、最初に計画した構想通りゲーム以外のほかのメディア展開ができたことは満足しています。逆に理論表現上、再現できなかったシーンなどに関しては悔しい思いをしました」と、ゲームとアニメという異なるメディアでの表現の難しさについて言及している。
 「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」は4月放送開始。

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