GACKTと京本政樹、「同じジャンル」
のふたりが15年目のヤバイ邂逅 『翔
んで埼玉』撮影で“京本ワールド”の
魅力が明らかに(画像18点)

1月28日、東京ドームシティホールにて、映画『翔んで埼玉』のジャパンプレミアが行われ、キャストの二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、ブラザー・トム、島崎遥香、加藤諒、益若つばさ、中尾彬、京本政樹、そして、メガホンをとった武内英樹監督が登壇した。
二階堂ふみ

GACKT、京本政樹にタジタジ「京本ワールド、やばい」『翔んで埼玉』ジャパンプレミアレポート
映画『翔んで埼玉』は、魔夜峰央氏による同名漫画の実写化作品。東京都民から迫害を受ける埼玉県民が”埼玉解放戦線”を組み自由を求めて戦うコメディだ。原作は1980年代に発表されたのち長らく絶版となっていたが、近年その埼玉県民への強烈な”ディスり”がSNSを中心に話題となり、30年の時を経て復刊された。映画では、原作の設定はそのままに、伝説の埼玉県人・埼玉デュークや、埼玉県の永遠のライバル・千葉県が登場するなど、新たな要素が盛り込まれている。

京本政樹

伊勢谷友介
今回のジャパンプレミアにも、映画同様の”埼玉ディス”演出がそこかしこに仕掛けられていた。会場には、隠れた埼玉県民を見つけ出す”埼玉急襲部隊”=SATの隊員がうろつき、事前の抽選で当たった観客の座る”埼玉スペシャルシート”=SSSには、足元に藁が敷かれた上でパイプ椅子を設置。上映前から埼玉をディスる手を緩めない。

中尾彬
ブラザー・トム
壇ノ浦百美役の二階堂ふみと麻実麗役のGACKTは、原作の名台詞「埼玉県民はそこらへんの草でも食わせておけ!」にインスパイアされた、草色のグリーンカーペットの上を歩いて登場。会場に詰めかけたファンに向かって笑顔を見せた。
加藤諒

島崎遥香
GACKTは、今作で東京屈指の名門校・白鵬堂学院に転校してきたアメリカ帰りの麻実麗(実は埼玉県民)役を演じ。高校生役と聞いて初めはオファーを断ったことを告白。しかし、「高校生と言っても特殊な高校生でして、ということで。特殊な高校生ってどんな高校生だよ、と思うじゃないですか。(そこから)作品のことを知った」と、原作を読んで、出演を快諾したことを明かした。

司会の佐野瑞樹アナも埼玉Tシャツ

また、GACKTは、「撮影に入ったら、初日が(二階堂との)キスシーンだった。なんて工程だと」と笑いつつ、「(初日が)絢爛豪華なセットだったので、むしろ僕らの格好が標準でスタッフの服がおかしく見えてきた。他の共演者達のメイクもすごかったり、入り口がそういう形だったので世界観に入れた」と、本作の見どころをアピールした。
二階堂ふみ
白鵬堂学院の生徒会長・壇ノ浦百美役の二階堂は「本当に個性豊かな方々が大集結していて、それぞれ違う星の代表がブワーッと集まって、ブワーッと帰っていったような現場でした」と、撮影を振り返る。個性派ぞろいの面々について、「自分が一番まともだったと思いながらやっていました」と明かすと、すかさずGACKTも「僕自身が一番まともだなって思ってた」と主張。司会が「自分が一番まともだと思う人は?」と問いかけると、登壇したほぼ全員が手を挙げる事態となり、会場からは笑いが。
GACKT
GACKTは、埼玉デューク役の京本政樹とは初対面を果たしたとのこと。「京本さんのメイクさんとは昔から交流があったので、京本さんの話は昔から聞いていたんです。15年ですか」と、経緯を振り返る。さらに、京本の楽屋に挨拶に行った際に、京本から「『やっと会えたね~! だってさぁ、同じジャンルじゃん!』」と声をかけられたことを明かし、「思わず『同じですか!?』って言っちゃいました」と、対面時のエピソードを告白した。会場が笑いに包まれるなか、京本は「15年会えなくて、その間どこに行ってもGACKTさんと比較されたんですよ」と理由を明かし、会場からは大きな納得の声が上がった。

さらにGACKTは「京本ワールド、やばいんですよ?」と、撮影中に長台詞で止まってしまったという京本のエピソードを明かす。京本が、その危機を「”間”だ」の一言で押し切ろうとしたことを楽しげに披露すると、二階堂も「そんな京本さんの勇姿がたくさん詰まった作品」と笑顔で魅力をアピール。続けて、「この映画を通して、地元を愛する心をもっともっと増やしていけたらと思います。ぜひ観てください!」とイベントを締めくくった。
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映画『翔んで埼玉』は、2月22日(金)ロードショー。

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