節目を迎えたSAKANAMONが進む道とは
|BIG UP! Stars #02
ギターボーカルとしてのルーツ
小5の頃、3つ上の兄が突然CDを買ってきたんです。GLAYの2枚同時発売シングル「誘惑」と「SOUL LOVE」。CDって1枚1,000円くらいするから僕的には「漫画が5冊も買えるのに!」って感覚だったんですけど、兄が「いいんだよ、これが」って。それをなんとなく横で聴いて、音楽というカルチャーを覚え始めました。
そこから音楽ってかっこいいなと思って、お父さんが昔から持っていたアコギを触り始めて、だんだん曲を作り始めるようになりました。
いや、昔あった『BANDやろうぜ』とかの雑誌をみながら、見よう見まねでコードを覚えて当時流行っていたゆずとかを弾き語りで練習しながら覚えました。
ー他の楽器ではなくギターを選んだのはお家にギターがあるからという理由ですか?
いや、それよりも兄の影響が大きかったですね。兄がギターを始めたんですよ。兄がやってることがやりたかったんです。
ーバンドはいつ頃始めたんですか?
中学に入ってから、「4人組のバンドがやりたい!」と思って仲間を集めてBUMP OF CHICKENとかを文化祭でやったりしました。他にも色々やりましたけど、主に日本のロックバンドの曲をやってましたね。
ーその中で、ギターボーカルとして憧れのイメージはありましたか?
“前髪が目にかかって見えないのがかっこいい”とか思ってましたね。当時の子供の考えることですから(笑)。高校入ってからはASIAN KUNG-FU GENERATIONとかくるりとか、文系の匂いがする音楽がめちゃくちゃかっこいいなと思って。当時僕も眼鏡かけていたので、彼らにシンパシーを感じてメガネギターロックがかっこいいと思っていました。
ーSAKANAMONはユーモア溢れる歌詞や活動が印象的ですが、そういったユーモアセンスはどういうところからの影響なんでしょうか?
お笑いが好きなので結構みてますね。最初はラーメンズから入って、バナナマン、おぎやはぎ、さまぁ〜ずとか空気が面白いというか、等身大の友達感があって親近感がわく感じがすごく好きなんです。
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