安全バンドは、1970年代に日本語のオリジナルを引っさげ、カルメン・マキ&OZ/クリエイション/四人囃子と並び、ロック黎明期を切り開きシーンに計り知れない影響をもたらしたバンドのひとつだ。

オリジナル曲の大半を手がけたのが、ベーシストであり名ソングライターの長沢ヒロだが、3年前にパーキンソン病を発症している。病気は穏やかながらも進行している中、元気なうちにと心からリスペクトしている仲間が集結して、トリビュートイベントが開催されることとなった。

1月25日@duo MUSIC EXCHANGEでの<長沢ヒロトリビュート・ライブ ~安全バンド結成50周年~>開催が迫る中、出演者を代表してコメントが届けられたので、紹介しよう。
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木暮“shake”武彦(G)[RED WARRIORS

1975年春。KISSが日本でアルバムデビューし(3rdアルバム)、キラークイーンがヒットしていた頃、日本のロックバンドが次々とデビューした。前年に行われた福島ワンステップフェスティバルの影響で、日本でもロックがビジネスになるとレコード会社が気づいたということらしい。夏にはロックフェスも日本各地でたくさん起こっていた。特に目立っていたのは、カルメン・マキ&OZ、クリエイション、一足先、前年にデビューしていた四人囃子。それに続いてめんたんぴんサンハウスセンチメンタル・シティ・ロマンス上田正樹&サウストゥサウス、ウエスト・ロード・ブルース・バンド、シュガー・ベイブやイエロー、そして安全バンド。どのバンドも独自の世界観と高い音楽性を持っており、すでに何年も活動していたこともあってデビューの時から驚くほど完成されていたが、安全バンドはその中でもスタイリッシュなセンスのある洋楽的ロックに、反抗的なかっこいい日本語がバッチリはまっていた。当時そんな風に日本語でポップにストレートにぶっ飛ばしてくれるロックバンドは他になかった。長沢ヒロさんの、曲と歌詞、反抗的なシャウト、そして、時に憂いのあるメロディーを歌う声と言葉には本当にグッときた。「気だるい」と「月まで飛んで」は1970年代の日本のロックの名曲として永遠に聴いて欲しい楽曲だと思う。その後、1978年に組んだHEROも新たな時代のハードロックという感じで最高にカッコよかった。

今回は自分の人生、音楽活動にたくさんの喜びと大きな影響をくれた長沢ヒロさんに敬意を表して、トリビュートライヴをお手伝いできることがとてもうれしいです。この貴重な機会を通して、安全バンド、長沢ヒロさんの音楽に少しでも多くの人に触れて欲しいと思います。

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ROLLY(G,Vo)

1979年、高校一年の初夏、ヤマハのコンテスト(88ロックディ)に僕は無謀にも、ザ・フーの『TOMMY』の組曲で出場致しました。しかし、自分の演奏終了後、自己のパフォーマンスの不甲斐なさに自信喪失し、打ちひしがれていたその時の事です!

名も無き大学生のロックバンドが演奏した「13階の女」という奇妙な魅力の楽曲が始まった瞬間!心をえぐられ、魂を揺さぶられるような、とてつもない衝撃を受けたのです!!!そして早速『安全バンド.アルバムA』を手に入れて以来40年!私にとってずっとずっと全く色褪せない音楽が長沢ヒロ氏の音楽なのです!

その後、高校の修学旅行で、霧ヶ峰から白樺湖へのハイキングコースで、湿原を歩きながら聴いた「月まで飛んで」の感動とその天空の如き風景が全く忘れられない私ROLLYは50歳をとっくに超えた今でも、出来る限り毎年、同じハイキングコースをヘッドホンで聴きながら歩いて居るのです。きっと今年も来年も、ずっとずっとヒロさんの音楽を聴きながら僕は歩きながら感極まり目頭を熱くするのでしょう。故に長沢ヒロ氏がROLLYに与えた多大なる影響と、その奇妙で素晴らしい独特な音楽の世界を自分は一人でも多くの人々に、是非知ってもらいたいので、これからもずっとずっと後世に伝えていきたいと思っている次第なのです。

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ダイアモンド☆ユカイ(Vo)[RED WARRIORS]

高校生の時は、ベースを弾きながら歌っていた俺…
黒いサングラスをかけて歌うかっこいいベーシスト兼シンガーのヒロさんは憧れのミュージシャンだった。
そしてそれから時は流れ、レッドウォーリアーズ解散後のダイアモンドユカイのソロデビューアルバムは長沢ヒロさん音楽プロデュースで幕を開けた。
LAでの海外レコーディングでヒロさんはユカイな仲間達(ダイアモンドユカイバンド)でベースを弾きながら沢山のイカしたロックンロールを作曲してくれた。
それは俺の宝物。

人生って奴は思い通りにいかない事ばかりだけど俺たちのロックはここにある。

盟友シャケ・プロデュースの長沢ヒロ・トレビュートライブはヒロさんに影響を受けてロッカーになったヒロさんを慕う仲間たちが集まるロックンロールパーティーだ!!みんなで長沢ヒロの軌跡を盛り上げようぜ!

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うじきつよし(Vo,G)[子供バンド]

「東京ガスから派遣された『安全バンド』です!」
グワ~ンッ!トリオの爆音がビリビリ鳴り響いた!
1972年、日比谷野音。
ガガ~ン!生まれて初めてナマで観た、日本語で歌う、ハードロックバンド!
何もかもがイカしてた!
同じステージに立たせてもらう日が来るなんて!

HAPPY 50th ANNIVERSARY!
心して馳せ参じます!

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高橋マコト(Dr)[ex.BOΦWY]

僕がこの世界に入る糸口を作ってくれたのが長沢ヒロさんです。
それから40年大変にお世話になりました。
この度安全バンド50周年おめでとうございます!
1月25日渋谷のDUOしっかりとドラム叩くのでよろしくお願いします!。

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森永淳哉(G)[ ex.パッセンジャーズ]

長沢ヒロさんには中国西安公演 長沢さんプロデュースレコーディング など大変お世話になりました。10代の小僧だった自分がこうしてトリビュートライブでご一緒させて頂く事が大変光栄であります。精一杯演奏させて頂きます!

<長沢ヒロトリビュート・ライブ ~安
全バンド結成50周年~>

2019年1月25日(金)
@渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
開場/開演:18:00 / 18:30
前売料金:5,500円(ドリンク代別)
当日料金:6,000円(ドリンク代別)
・チケットぴあ:0570-02-9999【P コード:132-488】
・ローソンチケット:0570-084-003【L コード:71298】
・イープラス:http://eplus.jp/
[問]03-5114-7444(ネクストロード 平日 14:00 ~ 18:00)
【出演】安全バンド:長沢ヒロ(Vo,B)伊藤じゅんぺい(Dr)相沢友邦(G)
・岡井大二(Dr) [四人囃子]
・坂下秀実(Key)[四人囃子]
・ROLLY(G, Vo)
・うじきつよし(G,Vo)[子供ばんど
・ダイアモンド☆ユカイ(Vo)[レッド・ウォーリアーズ]
・木暮"shake"武彦(G)[レッド・ウォーリアーズ]
・イリア(G)[ジューシィ・フルーツ
高橋まこと(Dr)[ex.HERO,BOOWY]
ホッピー神山(Key)[ex.HERO, PINK]
・三国義貴(Key)
・牧野哲人(G)[ex.HERO]
・伊藤真視(Dr)[ex.HERO]
・森永淳哉(G)[ex.パッセンジャーズ]
・高橋喜一(B)[サブラベルズ]


安全バンド『終わりなき日々/新宿警察のテーマ 』
2019年1月30日発売
CREP5740 ¥1,800 +税

安全バンド『アルバムA +1』
TKCA-72484 ¥1,714 +税

安全バンド『あんぜんばんどのふしぎなたび +2』
TKCA-72485] ¥1,714 +税

安全バンドBOX SET『1972 - 1976 LIVE ANTHOLOGY』(4CD)
2019年2月7日発売
FJSP361 ¥5,100 + 税

長沢ヒロ『1978 - 1994 LIVE ANTHOLOGY』(3CD+DVD)
2019年2月7日発売
FJSP365 ¥6,030 + 税

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