SIRUP。クラブミュージックシーンに
燦然と輝くギフテッド
いま改めてリマインドしたい。メロウ、
グルーヴ、&グルーヴなSIRUPの音楽の世
界
以前、ぼくは、クラブシーンを担っていくマストなミュージシャンとしてiriを紹介しました。今回はその男性バージョン。マストな女性シンガーソングライターがiriなら、男性シンガーソングライターはまちがいなく彼です。
この記事では、クラブシーンに燦然と輝くギフテッドとして、シンガーソングライターKYOtaroによるニュープロジェクト『SIRUP』を紹介します。
SIRUPのプロフィール
作詞についてはすべての楽曲をKYOtaro本人が担当していますが、作曲についてはさまざま。ジャンルの垣根を越えた幅広いクリエイターとコラボすることも多く、彼の変幻自在なボーカルワークと相まってトレンドに敏感なリスナーの心を魅了し続けています。
SIRUPと音楽
さらにそのころ、時を同じくしてアリシア・キーズの代名詞ともなっている楽曲『If I Ain’t Got You』にも出会います。この2人のミュージシャンとその周辺の音楽に触れるなかで、SIRUPはブラックミュージックへと大きく傾倒していきました。
SIRUPの魅力とは?
ブラックミュージックという技術的なごまかしが効かないジャンルにあって、当たり前のようにリスナーを自分の世界に引き込むことができるのは、ピッチの安定感やリズム感といったシンガーとしてのベースがあってこそのものです。いくら声が良かったとしてもそのベースがしっかりしていなければ、なかなか魅力としては映りづらいもの。声が魅力として認められていることからは、彼のシンガーとしてのポテンシャルの高さを感じることができます。
「SIRUPの音楽が好きだけど、ライブはまだ未経験」という人がいたら、ぜひライブに足を運んでほしいとおもいます。そこに彼の魅力の残り3割があるはずです。
SIRUPのディスコグラフィー
SIRUP EP
02.LMN
03.Last Lover
04.一瞬
05.バンドエイド
06.SWIM
SIRUP EP2
SIRUPの魅力に触れられる、おすすめの
曲5選
Synapse
作曲にクレジットされているOBKRとは、クリエイターでシンガーソングライターの小袋成彬のこと。小袋成彬率いるインディーズレーベルTokyo Recordingsがサウンドプロデュースをおこなっている。
一瞬
作曲には、中島美嘉や加藤ミリヤのプロデュースでも知られる松澤友和が名を連ねる。
LOOP
もとはデジタル配信でシングルとしてリリースされたこの楽曲。2018年8月、2ndミニアルバム『SIRUP EP2』に待望の収録となった。
作曲とサウンドプロデュースにクレジットされるShingo.Sは、加藤ミリヤや青山テルマのプロデューサーとして広く知られている。
クラブミュージックとはなにか。それは
SIRUPを聴けばわかる。
「トレンドの音楽が知りたい。」そう考えたとき、SIRUPは絶対に外せないミュージシャンだと言えます。それは裏を返せば、SIRUPを聴かなければ、トレンドの音楽は追えないということ。
ひとつのカルチャーとなりつつあるクラブミュージック。その中の特に男性シンガーソングライターというカテゴリにおいて、彼は紛れもなくマストと言える正真正銘のアーティストです。
SIRUPオフィシャルウェブサイト
SIRUP公式Twitterアカウント
SIRUP公式Instagramアカウント
SIRUP公式YouTubeチャンネル
SIRUP。クラブミュージックシーンに燦然と輝くギフテッドはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。