【ライブレポート】Cellchrome、201
9年初ワンマンでZEPP NAGOYA単独公演
を発表

Cellchromeが1月4日、NAGOYA CLUB QUATTROにて<ONE-MAN SHOW 2019>を開催した。約8ヵ月後にZEPP NAGOYA公演を行うことが発表となった彼らが、最高のスタートダッシュをみせた同公演のレポートをお届けしたい。
Cellchromeをライブハウスで見るのは、個人的には2017年9月15日に大須E.L.Lで開催されたデビュー記念フリーライブ以来だった。あれから1年弱。名探偵コナンをはじめとする様々なアニメのテーマ曲を担当し、最新シングル「Aozolighter」はオリコンデイリーチャートで初登場4位、週間チャートでも8位を獲得。着実にステップアップしている彼らのワンマンは新年も明けたばかりの1月4日。最低気温0度の名古屋で開催された。この日、名古屋で一番暑かった場所は間違いなくNAGOYA CLUB QUATTROだろう。
開場直後の人の流れは怒涛のよう。先行物販の時からすでに溢れていた期待感がNAGOYA CLUB QUATTROを包み込んで爆発寸前だ。そんな期待を背負ってCellchromeがステージに登場すると、まず1曲目に彼らが選んだのは2018年夏のシングル「アダムトイブ」だった。アッパーでノリがわかりやすいこの曲は、彼らをずっと応援して来場した人にも、今日初めて彼らを見る人にも楽しんでもらえる最強の選曲。メンバー全員、本当に楽しそうなのが伝わってくる。

一気に会場のボルテージが高まり、続いて「Shake It On」で会場が揺れた。フロアを巻き込む能力が格段に進化したと実感。さらに立て続けに新曲を披露。これでもかと言わんばかりにワクワクが込み上げてくる。新曲なのにセルクロフレンズは既に曲を知り尽くしているかのように楽しんでいる。
MCでドラムスtatsumaが自らの誕生日をアピール。楽屋がプレゼントで一杯になってしまったエピソード話の後、各メンバーからセルクロフレンズへ感謝を伝えるシーンは実に心温まるものだ。以降、ライブは加速する。

「She’s So Nice」のギターリフが気持ちいい。「声出していきましょー!」とMizki(Vo)の煽りで、名古屋の冬を一気に夏色に染め上げると、その熱を帯びたままニワケン(B)のベースソロ、さらに「120%〜BOOM BOOM SUMMER〜」へ。デビューシングルのカップリングでもある同曲はフロアがタオルを回す灼熱曲。陽介(G)もラップありギターソロありと見せ場たっぷり。そして最新シングル「Aozolighter」では彼らの持つ「哀愁サイド」の世界観に感情を持っていかれる。Cellchromeとしても進化と変化を混ぜ合わせたこだわりの1曲だ。
ここからアコースティックコーナーへと突入。Mizkiが「このアコースティックコーナーの名前を『セルクロカフェ』と名付けたい」と提案。しかしメンバーはお気に召さないというシーンも(笑)。そして披露されたのは「Hands Up」だ。横ノリのナンバーなのでアコースティックでも映えるという意味では、選曲に納得。Mizkiのギタープレイもレア度高めでセルクロフレンズが大喜びとなった。tatsumaのモノマネで会場が温まったところで、中山美穂&WANDSのカバー「世界中の誰よりきっと」を披露。こんなスペシャルカバーを聴くことができるのもワンマンならではだろう。リハーサルでも本当に入念にチェックしていたのが印象的で、彼らにとってこのアコースティックセクションも決して休憩ではなく魅せて聴かせる大事なもの。メンバーの意識の高さを感じずにはいられない。

ここからライブはクライマックスへ。「まだまだ楽しむ元気残ってますか?」とMizkiが問いかけると同時に、代表曲とも言える『名探偵コナン』のオープニングナンバー「Everything OK!!」のイントロで再び会場はヒートアップ。ピースフルなセルクロフレンズとのシンクロタイムへ突入していく。間髪入れずに最新シングルのカップリング曲「Make My Day」がこの夜のハイライトだった。ここまでのセットリストが大正解だったと思わせてくれる会場のムードは最高で最幸。アウトロのシンガロングは感動的な大合唱を描き、この1年半で彼らがセルクロフレンズと作り上げた絆を感じることができた。
ラストを締めくくるのは2017年冬にリリースされた2ndシングル「Don’t Let Me Down」だ。1月4日なのにまるでもう冬が終わってしまうような、いや、冬が終わってほしくない気持ちにさせてくれる魔法の曲でもある。

あっという間にCellchrome ONE-MAN LIVEが終了。体感では本当にさっき始まったばっかりの、本編68分。まだまだ聴いていたい。そう思っていたに違いないセルクロフレンズのアンコールがQUATTROに響く。

4人が再び登場したステージにはtatsumaの誕生日ケーキが出てくるサプライズも。Cellchromeからの重大発表として2019年8月21日にZEPP NAGOYAでのワンマンライブ開催が報告されると、会場がどよめいた後、大きな拍手に包まれた。アンコールではデビュー前のナンバー「Be Together」、さらにはデビュー曲「Stand Up Now」にて会場を最大級に一つにしてこの日のライブは幕を閉じた。
メジャーデビューして1年弱。彼らはものすごいスピードでメジャーというシーンを駆け抜けてきた。この短い期間で可能性を大いに感じるバンドへと成長したことは言うまでもない。バンド史上最大の挑戦となるZEPP NAGOYAワンマンまで、後8ヶ月。いよいよ名古屋のロックバンドが日本のロックバンドに生まれ変わる。

取材・文◎田中だいすけ
撮影◎佐藤広理

■<Cellchrome「ONE-MAN SHOW 2019」>1月4日(金)@NAGOYA CLUB QUATTROセットリスト

01. アダムトイブ
02. Shake It On
03. 新曲(タイトル未定)
04. She’s So Nice
05. 120% 〜BOOM BOOM SUMMER〜
06. Aozolighter
07. Hands Up(Acoustic ver.)
08. 世界中の誰よりきっと(Acoustic ver.)
09. Everything OK!!
10. Make My Day
11. Don’t Let Me Down
encore
12. Be Together
13.Stand Up Now


■デビュー2nd Anniversaryライブ開催決定

2019年8月21日(水) ZEPP NAGOYA
※イベントタイトル、公演詳細等は後日発表

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