ポーラ美術館×ひろしま美術館共同企
画展『印象派、記憶への旅』 日本の
二大印象派コレクションが集結

ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)にて、2019年3月23日(土)~7月28日(日)まで、ひろしま美術館との共同企画展『印象派、 記憶への旅』が開催される。
ジョルジュ・スーラ《グランカンの干潮》1885年 ポーラ美術館
ポーラ美術館とひろしま美術館のコレクションは、それぞれ西洋の近代美術の展開をたどるうえで重要な画家の重要な作品を収集している。 質、量ともに充実した両館のコレクションには、とくに印象派絵画に優れた作品が多く、戦後に形成されたフランス近代美術のコレクションとして国内外で高い評価を得てきた。
本展覧会は、両館のフランス印象派の風景画を中心に、ドラクロワやコローからピカソ、マティスまで74点の名品を選び、19世紀の画家たちの旅と記憶、都市や水辺の風景に向けられた画家たちの視線、風景の印象や移ろいゆく光の変化がとどめられたかたちや色彩の表現を探る。また、最後のセクションでは、絵画にとどめられた画家の制作過程や技法の痕跡=記憶を、文献調査や最新の光学調査によって呼び覚まし、作品の新たな魅力として紹介する。
なお本展は、2019年8月10日(土)〜10月27日(日)にかけて、ひろしま美術館を巡回する。
見どころ1:東西から集う日本の二大印象派コレクションを一挙公開
フィンセント・ファン・ゴッホ 《ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋》1888年 ポーラ美術館蔵
印象派の作品には日本美術の影響も指摘されており、日本でもその作品は多くの人々に親しまれている。国内の印象派コレクションとして東西を代表する両館の作品を一堂に展観する。
見どころ2:モネ、ゴッホ、マティス、ピカソ……珠玉のコレクションを比較
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《アリスティド・ブリュアン》1893年 ひろしま美術館
両館のコレクションには、同一の画家の同時期や、同じモティーフの作品が多くあることも特徴だ。これらを比較することで近代美術の巨匠たちの画業の展開がよりはっきりとわかる。
見どころ3:最新の作品調査でゴッホ、マティスの制作過程の秘密に迫る
フィンセント・ファン・ゴッホ《草むら》1889年 ポーラ美術館蔵
ゴッホ作品の科学調査、ゴッホが弟テオに宛てて書いた手紙の調査や、マティス自身が撮影した制作過程の記録写真と作品調査によって、今まで知られていなかった画家の新たな面に光をあてる。
アンリ・マティス《ラ・フランス》1939年 ひろしま美術館蔵

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