【ライヴレポ】SUPER★DRAGON初のカ
レンダー発売イベントに9人揃って登
場！腰振りダンスで4000人のハートを
キャッチ♡

SUPER★DRAGONが、『SUPER★DRAGON OFFICIAL CALENDAR 2019』の先行発売記念イベントを12月23日に東京・アーバンドックららぽーと豊洲のシーサイドデッキ メインステージにて開催。ここでは、ミニライヴの模様をお伝えする。

それぞれの衣装に赤や緑を配した、ほんのりクリスマスっぽい衣装で登場した9人。あいにくの小雨が降る中でも、4000人のオーディエンスの期待感は最高潮に。

フォーメーションのセンターに立つ和哉の歌声から始まったのは、メンバーが出演するエースコック「スーパーカップMAX」のテレビCMからインスピレーションを受けて制作したというナンバーであり、2019年2月27日リリースの2ndアルバム『2nd Emotion』の収録曲である「Untouchable MAX」。毅の澄んだ歌声、ジャンの骨っぽいラップ、洸希のビートボックス、彪馬の高い声と、和哉を含めマイクを持つ5人それぞれの特性を次々と際立たせながら、玲於、颯、壮吾、楽はじめ9人が挑発的な目線で腰振りダンスをすれば、雨降る中でも高まってしまう。

「盛り上がっていこうぜ！」とジャンが煽り、メンバーみんなで“Put your hands up”のジェスチャーをして、ヘヴィ＆アッパーに突き抜ける「Mada 'Mada'」へ。和哉、ジャン、毅、彪馬、洸希とアグレッシヴにマイクに向かい、彪馬が「まだまだいけるぜ！」と叫ぶと、「SUPER★DRAGON！」コールで答えるオーディエンス。会場の都合上、あまり大きな声を出すことはできないが、そのコールにはありったけの愛が詰まっている。また、メンバーを発射台にした玲於の大ジャンプも見事決まって、9人のステージは本当に瞬きする間も惜しい。

「SUPER★DRAGONです、よろしくお願いします！」とジャンが元気よく挨拶して、深々と頭を下げるメンバー。「9人揃ってのスパドラはお久しぶりです！」と言う毅は、やっぱり嬉しそうだ。電車大好きな壮吾がいつも通り車内アナウンス風に自己紹介し、「申し上げにくいですが、今日は声は控え目でお願いします」と恐縮する洸希に、「心の中でたくさん叫ばないとつまみ出すぞ！」と続く颯。彪馬がシンプルに挨拶した後で、玲於が「今日は声に出さず体で表現していきましょう」と提案すると、ピョンピョン跳ねて応える毅。「髪を切って初登場です」と言う楽に対して、「髪を切らないで登場の和哉です。……襟足長すぎない!?」とメンバーにイジられてしまう和哉。そして、「みんな声という概念にとらわれすぎているよね。俺が“ジャジャジャジャン”って言ったらみんな手拍子で返して！」と、新しいコミュニケーション法を見出すジャン。個性豊かな9人は、少しのMCタイムも楽しくしてしまう。

曲名コールの時点で沸いたトロピカルハウスな「City Noise」では、ジャン、和哉、洸希、毅、彪馬とメロウな歌声を響かせ、歌詞を表現する9人のパフォーマンスも実に丁寧でしなやか。毅と彪馬によるアウトロでの繊細なフェイクの掛け合いも、だいぶ耳に心地良い。ワイルドでダイナミックなイメージが強い一方、若くして幅広い表現ができる実力派であり、秘めている可能性はとんでもなく大きい9人なのだ。

「2018年、スパドラ最後の曲です！」と毅が前置きしたキャッチーで中毒性の高い「PAYAPAYA」では、「ジャンプはOKだからね」という声とともに、9人もイントロでジャンプ。メンバーのヘドバンやユニークな振り付け、オーディエンスのコールで一体感が高まり続ける中、玲於と壮吾、毅と和哉、彪馬と楽、颯と洸希がコンビになってお互いの手を取り合ってハートマークを作ったり、ジャンが「カレンダー買ってね！」と笑顔を見せる場面も。すると、先程までどんより暗かった雨空が、ほんのり明るくなり、雨が弱まってきたではないか。やはり、SUPER★DRAGONは“もっている”グループだ。

最後には、「2018年は、みなさんに応援していただいて、いろいろなチャレンジができた1年でした。2019年はもっとみなさんを引っ張っていけるように最高のパフォーマンスをしていきます！」と毅が力強く宣言。2ndアルバム『2nd Emotion』発売、3月からスタートする『7th ONEMAN LIVE TOUR』と、たくましき龍たちのさらなる飛躍を楽しみにしたい。

写真／笹森健一　文／杉江優花

【リリース情報】
カレンダー『SUPER★DRAGON OFFICIAL CALENDAR 2019』
2018年12月25日（火）発売
発行：SDP

アルバム『2nd Emotion』
2019年2月27日（水）発売