デイヴ・ムステイン「グラミーのメタ
ル部門を増やすために闘う」

グラミー賞は、2011年にカテゴリーを大幅に見直し、2012年度からハード・ロックとヘヴィ・メタルが統合され、現在、これらジャンルでは最優秀メタル・パフォーマンスの1部門しかないが、メガデスのフロントマン、デイヴ・ムステインはこれを増やすために闘っていくそうだ。
ムステインは、米サンフランシスコのラジオ局107.7 The Boneのインタビューで、こう話した。「メタルには1カテゴリーしかなく、ポルカ(*アメリカン・ルーツ・ミュージックを指していると思われる)には1ダースある。俺はグラミーに行くのを止めたんだ。だって、30ものラテン・ジャズ・レコードの間座り続け、その後、30ものジャズ・ラテン・レコードがあるって感じだからな」

「俺らのアルバム『Th1rt3en』をプロデュースしたジョニー・Kとグラミーの数人が、数年前、もう1つ(ヘヴィ・メタルの)カテゴリーを作ろうとしたんだ。実現しそうなとこまで行ったが、ダメだった。俺は、彼らに電話し、“俺ら、やるぜ”って言ったんだ。2020年(に向けて)だ。俺ら、闘うよ。俺らが知る全てのメタル・レーベルを集め、メタルのカテゴリーを増やせってグラミーに嘆願するつもりだ」

メガデスは2017年、「Dystopia」で最優秀メタル・パフォーマンスを受賞。彼らにとって初のグラミーとなった。

2019年度のメタル・パフォーマンスには、ビトウィーン・ザ・ベリード・アンド・ミーの「Condemned To The Gallows」、デフヘヴンの「Honeycomb」、ハイ・オン・ファイアの「Electric Messiah」、トリヴィアムの「Betrayer」、アンダーオースの「On My Teeth」が候補に挙がっている。

Ako Suzuki

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