ニール・ヤング、ボブ・ディランとの
共ヘッドライン公演「知らぬ間に発表
された」

英国のフェスティバル<British Summer Time>は先月終わり、2019年7月にボブ・ディランとニール・ヤングの共同ヘッドライン公演の開催を発表したが、ヤング本人はその時点でまだ検討中であり、彼の承諾なしに告知された上、チケットが発売されたことに驚き、怒りを感じているという。
ヤングは先週終わり(12月7日)、彼のオフィシャル・サイト(Neilyoungarchives.com)にこんなメッセージを掲載した。

「君たち……朝起きたらボブ・ディラン/ニール・ヤング―ハイド・パーク・コンサートがNYA(Neilyoungarchives.com)を除く全てのメディアで発表されていたことに驚き、なぜNYAにはないのか不思議に思ったかもしれない…当然だ。申し訳ない。

君たち同様、僕もその日に発表があるとは知らなかった…。

僕はまだポスターのアートを処理中で、公演の詳細が同意できるものか検討中だった。それが突然、誰かがフライングした。チケットが売りに出され、発表があった。すべて僕の承諾なしに。

僕の活動すべてについてはNYAで最初に君らに知らせ、前売りチケットに最初にアクセスできると約束した。それができなかった。僕は怒っている」

ヤングはまた、<British Summer Time>フェスティバルのスポンサーが、彼が“ダーティー・バンク”と呼ぶ英国の大手銀行Barclays Bank(正式にはそこが発行するクレジットカードBarclaycard)であることに不満があるという。「これは僕にとって良くない。僕は科学を信じている。気候の危機を心配しているし、それが世界に与える影響や美しい孫たちの未来について深く懸念している」

「いま、僕らはこの状況を修正中で、ハイド・パーク公演についてはすぐに最新情報を伝える。選択肢の1つとして別のスポンサーを要求することも話し合っている」

毎年夏、3週末に渡りロンドンの中心部ハイド・パークで開催されている<British Summer Time>フェスティバルは、Barclaycardが冠スポンサーで、この1公演だけスポンサーを変えるというのは現実的には難しいだろう。

ボブ・ディランとニール・ヤングの公演は7月12日の開催が予定されており、現時点でフェスティバル側からコメントはなく、チケットは引き続き販売されている。

Ako Suzuki

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