【インタビュー】渡部秀×荒牧慶彦×
溝口琢矢×富田健太郎×正木郁 “シ
ュウカツ”俳優5人が揃って登場!身
に起こった“大ドンデン返し”エピソ
ードとは?

就活戦線という人生の帰路で巻き起こる、様々な心理戦を描いたオムニバス映画『シュウカツ3』。完成披露試写会の現場で「就職という名のゲーム」(溝口琢矢、富田健太郎、正木郁)、「遺産」(荒牧慶彦)、「面接後」(渡部秀)に出演した最新“シュウカツ”オールスターズを直撃!それぞれが印象に残っている面接体験談に“先輩力”“後輩力”といったパーソナルスキル、そしてまさかの逆転劇についてまで、様々なエピソードを語ってもらった。
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■土下座、一発ギャグ、トラウマ…それぞれが体験したオーディションのエピソードに迫る!
――荒牧さんは、ほぼ初顔合わせですか?
荒牧 はい。トミー(富田健太郎)とは以前、舞台で共演したことがあったのですが、ほかのみなさんとは、初めてですね。今日は、よろしくお願いします(笑)。
――みなさん、ご自身以外が出演されている回以外で、おもしろそうだなと思ったのは?
渡部 従来の『シュウカツ』はふたりとか、少ない人数での芝居がメインだったので、「就活という名のゲーム」での4人のやりとりというのは珍しい。心理戦として、非常におもしろかったですね。
溝口 僕は『シュウカツ2』のときも戸谷公人くんと一緒だったので、ひとりでの芝居というのも挑戦してみたいと思いました。とても過酷なんだろうなと。
荒牧 舞台だと、身振り手振りで見せ方を変えられるんだけど、この作品では激しく動き回ることができないからね。
溝口 カメラ恐怖症にならないですか?(笑)。
荒牧 まぁ、変な汗はすごく出ました(笑)。
富田 渡部くん、荒牧くんの回は、ひとりでのお芝居、確かにすごい大変そうだなと思いました。でも、物語としては、とてもわかりやすかったです。僕ら4人の回は、複雑な展開で情報量が多かったけど、ふたりの回はシンプルだったので。
正木 そうだね。僕ら4人の回は騙し合いなんだけど、騙そうという空気は出さず、できるだけナチュラルにと心掛けていました。
――面接というと、みなさんとしてはオーディションということになると思うのですが、印象に残っていることはありますか?
溝口 僕がまだ小学生の頃の話なんですけど、その場で課題のセリフを配られたときに、周りの人はどういう風に覚えるんだろう?と思って、他の人の覚え方を真似したことがあって。そしたら全く覚えられず…僕には合っていなかったようです(笑)。
富田 初めて受けたオーディションで自己PRをと言われて、他の人がやっているのを見て、僕も一発ギャグをやったら場が思いっきり白けたんです。それで頭が真っ白になり、セリフもすべて吹き飛びました。慣れないことはするもんじゃないなと思いましたね。
溝口 人の真似をしてもダメなんだっていう(笑)。
荒牧 自己PRと言えば、以前受けたオーディションで土下座した人がいました。「よろしくお願いします!」って。謝るとき以外に、こんな使い方があるとは!? と、びっくりしましたね。
渡部 特技って困るよね。僕も何もなかったから、苦し紛れに陸上のクラウチングスタートをしたりしていた。だけど、何の反応もなかったことがトラウマになり、未だに特技は見つかっていません!(笑)。
溝口 でも『シュウカツ2』のときに披露して盛り上がったから、そのトラウマは払拭されたはずですよ。
正木 僕は「就職という名のゲーム」と同じようなシチュエーションのオーディションを経験したことがあって。その場で初めて会った人とお芝居をやってみて、その後すぐに選考員に見せるっていう。こんなやり方があるんだ!?と思っていたら、この映画でまた経験できました。
■パーソナルスキルが高いのは誰?5人5様の“先輩力”“後輩力”が明かされる!
――この5人で一斉に面接を受けたとして、手強いなと思うのは誰でしょう? それか、自分の武器はこれだ!というのは?
荒牧 イケメンばかりだから、きっと僕以外は面接官に気に入られるんだろうなぁ。僕はトミーの前に一発芸を噛まして、プレッシャーをかけたいと思います!
溝口 ラフな感じにフリートークできる面接スタイルだったら、僕は“人としゃべることが好き”というのをアピールしたいですね。しゃべり過ぎだと思われない手前で抑えつつ(笑)。
渡部 みぞたく(溝口)は意外と気を遣うし、周りが見えているからね。こういう人がグループにひとりいると、トークが回しやすいと思う。柔道で言うところの先鋒だね。で、正木くんあたりが中堅で、味変してもらうと(笑)。そんなチームプレーができる5人だと思います。
――映画では先輩、後輩といった面も出てきますが、仕事面でそういった関係性で心強く感じたことは?
渡部 みぞたくは年下だけど、芸歴で言えば先輩なんです。本当は、いつも敬語なんですよ。琢矢さんって。
溝口 一度もそんな風に呼ばれたことないですよ(笑)。
富田 僕、中学時代はバスケ部だったのですが、部活後は先輩と帰り、公園でまたバスケをやっていたんです。上手い先輩から教えてもらいたくて、いつも一緒にいるようにしていました。
渡部 富田くんはだいぶ、後輩力が高いよね。僕は割とマイペースで、先輩力、後輩力ともに弱いので羨ましいな。
正木 僕も、誰かにかわいがってもらうという意味での後輩力は、あまりないかもしれない。ただ、学生時代はずっと野球部で副部長とかもやっていたので、後輩に何かを教えることは好きです。規律も厳しかったですし、背中で見せるといった部分もあって、しっかりしなければという意識は強かったですね。
溝口 僕はずっと下の立場だったから、先輩になったときにどうなるのかわからない。どちらかと言えば、付いていくのが好きなんですよね。
荒牧 僕は、後輩とも友だちみたいになっちゃうな。敬語も使われたくないから、後輩には“さん”づけしなくていいと言っていて。だから大体、年下からも“マッキー”って呼ばれています。上の人には敬語で話しますけど、下の子には威圧感みたいなのを与えたくなくて。
富田 いいですねぇ。あ、僕、後輩力を褒めていただきましたが、今は年下の仲のいい子をしょっちゅう誘っています。自分が先輩にやってもらったことを、後輩にやってあげたくてしょうがない。ご飯に行っても、ちょっと自分が多く出したりもするんです。「ありがとうございます!」って言われると、あ〜かわいいなぁ、自分も先輩らしくなってきたかな!?って。
正木 奢るわけではないんだ?(笑)。
富田 ふたりだけだったら奢る!人数が多いと…(笑)。そもそも、お店も自分で選んで、身の丈にあったところに行っているしね。
正木 トミーらしいな(笑)。
――『シュウカツ3』のおもしろさでもある、ドンデン返し的な経験はありますか?
富田 はい!球技大会のバスケでブザービートっていう、終了の合図と同時にゴールを決めて逆転したことがあります。あ〜自分、今すごくカッコいい!って思いました。
溝口 それ見ていたわ。体育館を揺らす勢いの声援で、あのときのトミーはスターだったよ(笑)。
荒牧 あ、俺、逆にそれやられたことあるよ。中学のときはバスケ部だったんだけど、勝った!と思った瞬間、相手チームの誰かがコートの端から投げたボールでスリーポイントを決められて。あれ、やられた方はたまったもんじゃないからね!(笑)。
正木 ちなみに、野球も結構、逆転は多い競技なんですよ。
溝口 ピッチャーだったら、打たれるほうじゃないの?
正木 打つ方でも3番か4番だったから。満塁はないけど、2ベース、3ベースヒットで逆転ってことはあったよ。
渡部 陸上だと、越して越されての競技だからなぁ。あ、県大会で5人抜きして優勝したってことはあるよ。
溝口 一番すごい逆転じゃないですか!
渡部 いやいや、みんなすごいって!
荒牧 俺は(逆転)されたほうなんだけどね(笑)。
文/根岸聖子

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