『Reborn-Art Festival 2019』の開催
が発表に 「いのちのてざわり」掲げ
、エリアごとのキュレーターが選ぶ展
示も

「アート」「音楽」「食」による総合祭『Reborn-Art Festival 2019』の開催が発表された。
同フェスティバルは2017年、宮城県石巻市・牡鹿半島を中心に51日間にわたって初開催。51日間にわたり、延べ26万人を動員した。第2回開催となる2019年は「いのちのてざわり」をテーマに、2019年8月3日(土)~9月29日(日)、 58日間にわたって開催される。
今回は新たな試みとしてマルチキュレーター制を採用。 各アートエリアを担当するキュレーターも発表されており、島袋道浩、名和晃平、豊嶋秀樹、有馬かおる、和多利恵津子、和多利浩一、中沢新一、小林武史という面々がラインナップ。各エリアごとにそれぞれのキュレーターが選んだアーティストたちのアート作品が展示される。また、今回は網地島エリアが追加され、アート作品展示エリアが拡大されている。
『Reborn-Art Festival 2019』オフィシャルサイトが本日よりプレリニューアルオープンしているので、今後の最新情報などをチェックしておこう。下記、実行委員長を務める音楽プロデューサー・小林武史からのコメントも到着している。
[Reborn-Art Festival 2019 開催に向けて]
自然の猛威による未曾有の震災が残した爪痕はいまもまだ東北のあちこちで散見できる。
それを単純に<ネガティヴ>と形容することには躊躇いがあるにせよ、 そこから転じた<ポジティヴ>が『Reborn-Art=人が生きる術』をキーワードとするこの芸術祭を形作ってきたのは確かだ。 2017年の第1回ではアートを媒介にして人の想いや繋がりが新たにさまざまに生まれていった。
来たる2019年の第2回は『いのちのてざわり』をテーマに掲げようと思う。
暴走する経済をはじめとした現代社会の状況は、 人が生きることの本質からどんどん遠ざかりつつあるように見える。 石巻でしか生まれ得ない「いのち」という我々の根源に深く触れることのできる作品を、 そこで新たな<ポジティブ>をみつける未来に向けたダイナミズムを、 ぜひ体感していただきたい。
Reborn-Art Festival 実行委員長 小林武史

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