白濱亜嵐×関口メンディーインタビュ
ー「世の中にバミリなんてない」ドラ
マ『ハピゴラ!』の自然な演技と“初
体験”から得たモノとは?

動画配信サービス「GYAO!」は、EXILE / GENERATIONS from EXILE TRIBEメンバーの白濱亜嵐主演のオリジナルドラマ『ハピゴラ!』(全5話)の配信が、11月30日(金)よりスタートした。同ドラマは、映画『パークアンドラブホテル』の熊坂出氏が監督・脚本を担当したオリジナルドラマで、白濱演じるサラリーマンの拓也が、ひょんなところから何者かに追われる社長令嬢を助け、騒動に巻き込まれる姿を描く。タイトルの『ハピゴラ!』は、「ハッピー・ゴー・ラッキー」の略で、非常事態においても「いつも前向きで楽しく」というテーマを表現しているという。
放送スタートを迎え、主人公・拓也役の白濱と、拓也の幼馴染・マンズ役・関口メンディー(EXILE / GENERATIONS from EXILE TRIBE)のインタビューが到着。お嬢様・マエ役の須田アンナ(E-girls)や、物語のキーマンとなる謎の女性・節子役の西田尚美、マエを追う男・藪池役の田口トモロヲらとの共演や、ドラマ撮影ならではの演技経験など、さまざまなエピソードを明かした。
白濱のナチュラルな芝居への意識、メンディの“初体験”
(c)LDH ASIA
――まず、率直に作品としてどのような感想をお持ちですか?
白濱:オリジナルのネットドラマということで、普段テレビでドラマを観る習慣の少ない方にもつながれる機会になると感じています。スマホなどで動画を観る若い世代の方も多いと聞く中で、こうやって配信ドラマにチャレンジできることに対して自分自身も凄く可能性の広がることだなと思っています。また、ドラマは最後まで観続けて欲しいものであり、この作品も1話から5話まで通して観ていただきたいという想いがあるので、今作が久しぶりのドラマという意味も含めて純粋に幅広い層の多くのみなさんに届いて欲しいと思っています。
――ご自身の役を演じるにあたって意識したことはありますか?
白濱:僕の演じた拓也は開発に携わるエンジニアの仕事をしているんですが、本当に一般的なサラリーマンのひとりだと思いますので、そこをしっかりと意識して演じようと考えていました。実際にサラリーマンを経験したことはないのですが、だからこそセリフの言い回しもお芝居にするんじゃなくて、実際に話しているのと変わらないテンション感でナチュラルにということを考えていたと思います。セリフひとつに対してもあまりつけ足さないというか、普通にしゃべっている感覚で演じるようにしていました。
――主演として大切にしていたことはありますか?
白濱:あまり気負ってはいなかったんですけど、キャストのみなさんはもちろん、監督さんともコミュニケーションを取ることは常に意識していました。
白濱亜嵐
――マンズ役を演じたメンディーさんは、演じるに当たって意識したことはありますか?
関口:マンズは日雇いの仕事をしていて、ある程度の収入があって楽しく生きていければいいという性格だと思うんですけど、実はそれって個人的にはすてきだなと思っているというか。今回であれば幼馴染のジャッキー(白濱演じる拓也の子供のころのあだ名)のために身体を張るじゃないですけど、周りの人を大切するという優しい心の持ち主であり、個人的にもマンズはいいやつだなぁと思いながら演じていました。あとは、下町出身の役なので特有のべらんめい口調というか、そこも台本にはあったんですけど、難しくてできなかったです(笑)。
――それは裏話ですね(笑)。メンディーさんはドラマの現場は今作が初だったとのことですが、撮影に臨むにあたって当時抱いていた想いを教えていただけますか?
メンディー:今回の役はキャラクターが見えやすかったので、マンズだったらこう考えたり、こう行動するのかなというのはイメージしやすかったです。泣くお芝居もあったんですが、難しかったというより、当然のことながら初体験だったので新鮮でした。基本は自分と重なる部分のあるキャラクターだったので、全体的にやりやすさはありましたね。
関口メンディー
――亜嵐さんは演じられた拓也との共通点はありましたか?
白濱:あまり共通点はなかったかもしれないです。拓也は人生に絶望まではしてないんですけど、特別な生きがいを持たずに毎日を淡々と過ごしているというか、それをイヤだとも思っていなくて、かといってそんな生き方が好きでもないみたいな。夢や目標を持たず、社会の波に流されて生きていってしまう拓也の性格は演じるにあたって意識していた気がします。
――なるほど。他にも現場で体験したエピソードはありますか?
白濱:監督の熊坂さんの演出は自由演技というか、俳優としてはやりやすい環境だと感じました。熊坂さんは「世の中にバミリなんてないじゃん」というスタンスで、本当に立ち位置なども決めず段取りも作らない撮り方をされるんですが、僕自身としても凄く新鮮であり新しい経験になりました。
メンディー:自分の場合はそれが初めての現場だったので、ある意味で最初のスタンダードになったというか。別の現場に行った時に「あっ、こうやってバミリとか決めるんだ」と、その後いろんな撮り方があると知ることになるんですが、最初に自由な撮影を経験できたのは現場ごとにやり方が違うと学ぶ意味でも財産になったと思います。
「自然とレスポンスしたくなる」共演者たちからの刺激
左から、白濱亜嵐、関口メンディー
――ヒロインを演じた須田アンナさんとのお芝居については、どんな感想を持たれましたか?
メンディー:現場で一緒にいる時も常に明るくて周りに気を使わせない感じであるとか、これまで仕事で接する機会があまりなかったんですが、すてきな人柄だなというのを感じました。ナチュラルに演じているように感じた今回の役は、彼女にぴったりだったんじゃないのかなと思います。
白濱:確かにアンナちゃんはリアルというか、凄くナチュラルに演じるタイプだったのでやりやすかったです。役柄の持つ天真爛漫なキャラクターもとてもよく出ていたので、パフォーマーとしての彼女とはまた違う一面が観られる作品なんじゃないかなと思います。
白濱亜嵐
――西田尚美さんや田口トモロヲさんといった、共演者の方々に刺激を受けたことなどはありましたか?
白濱:実は西田さんとは2度目の共演で、1回目は映画『ひるなかの流星』の時に永野芽郁さんが演じた女性のお母さん役として同じシーンもあったんですが、本当に経験豊富な方で一緒に演じていると自然とレスポンスしたくなるんです。西田さんとかけ合いすることによってすんなりセリフが出てきたり、自然な表情もいい形で生まれたように感じます。また、幅広いお芝居をされる田口さんとの共演も本当に勉強になりました。ひとつのセリフに対して100通りくらい返す能力を持っている方で、こんな風に自由に演じていいんだと感じさせていただきました。
メンディー:ベテランの方々のお芝居を見ていると、より自分の役も引き立ててもらえるというか。その方々の演技から感情をもらってセリフを言えたりもするので、そうやってドラマにリアルさを加えていくんだなと改めて勉強になりました。
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――スダンナユズユリーによるドラマと同名の楽曲「ハピゴラ!」が主題歌に起用されていますが、曲についてはどんな印象を持たれていますか?
メンディー:ありがたいことに、亜嵐くん、須田さん、僕という3人でメインを担わせてもらったドラマだからこそハマる楽曲だと思っています。何よりもスダンナユズユリーの世界観は、今回のようなドタバタ劇にぴったりだと感じました。曲自体もかわいくてかっこいい上に、エンディングの映像で3人がじゃれ合ってる姿にもほっこりしますね(笑)。
白濱:主題歌も物語のためにあるものだと思うんですが、このドラマに合わせて制作されたスダンナユズユリーの「ハピゴラ!」は、作品の内容にも合っていて本当にいい曲だと思います。アンナちゃん自身が出演している作品で、主題歌も自分の所属しているグループが任されるというのはなかなか経験できることでもないと思いますし、純粋に応援したい気持ちもあってこの曲が好きになりました。
関口メンディー
――最後に、俳優として今作だからこそ表現できたものとは?
白濱:今回初のサラリーマン役を通して演技の幅を広げさせてもらえた気がしていて、今後もいろんな役に挑戦してみたいと改めて思いました。あと、今回の現場では熊坂監督から自由にやることの楽しさや大切さなど学ぶことも多かったので、今後の糧として活かしていきたいです。
メンディー:現場経験が少ないのでいろいろ経験を積むのも大切だと思うのですが、亜嵐くんの言ったように自由にやっていいんだということを今回の熊坂監督から教わりました。「ここはこうだからこうやってください」というのではなく、「マンズだったらこうするかな」と話し合ってアイディアを出しながら一緒に作り上げていく過程がとても楽しかったです。そうやって監督を始めキャストの方々から様々なインスピレーションを受けたことで、お芝居に対して考える脳が養われたと思うので、自分にとっても今後につながる大事な作品に出会えたと思います。
主題歌「ハピゴラ!」スダンナユズユリー コメント
スダンナユズユリー
今回ドラマに合わせて歌詞を3人で考えたのですが、“若さ”や“一度きりの人生”に対して迷いや不安を取り除いて、「自分らしくハッピーにいこう!」と明るくも強い歌詞に仕上げました! きっと誰もが他者に評価されることを気にして、楽しく生きることを忘れてしまう瞬間もあると思うのですが、この楽曲を通してみなさんの背中を押せたらいいなと考えながら制作しました。ドラマと合わせて楽しんでいただけたら嬉しいです。

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