【インタビュー】祭nine.「ユーロビ
ート&パラパラの再ブームが来ます!
」 常にチャレンジし続ける7人の“ラ
ブ”に迫る!!

お祭りムードで日本を元気にしてくれる祭nine.は、BOYS AND MENの弟分という、7人組エンターテインメント集団。今年3月にリリースしたシングル「HARE晴れカーニバル」では、オリコンウィークリー1位を獲得し、いよいよ全国区へ。和、祭をテーマに楽曲制作をしている彼らが新曲「がってんShake!」で挑戦したのは、なんと、ユーロビート&パラパラと和の融合。また、湘南乃風SHOCK EYE提供楽曲「さわらぬ夢に後悔あり」では新機軸を打ち出した。進化する祭nine.に新曲から2019年の展望までを訊いた。
■コツは真顔で無になる!?MVで披露したパラパラダンスの見どころに迫る!
――まずは表題曲「がってんShake!」からお話を伺っていきましょう。この曲は、ユーロビートサウンドと、パラパラダンスが用いられているイケイケな曲ですね。
清水 サウンド的には、和とユーロビートのコラボですね。「ポン」っていう鼓の音が入っているのが特徴です。歌詞の中に、メンバー各人の名前の漢字が入っているので、僕たちの曲って感じがします。
寺坂 ユーロビートって、リバイバルブームになっていますよね。年上のユーロビート世代から僕らの世代まで、広く愛してもらえる曲になっているんじゃないかな。
――MUSIC VIDEOでは、みなさんが7:3ヘアのサラリーマン姿でパラパラを踊っているのが、なかなかシュールで(笑)。
寺坂 あのシーンは、ひとりずつグリーンバックで撮ったんです。ソロ撮影って初めてで、めちゃくちゃ緊張しました。
横山 いろんな方向を向いて踊ったよね。
浦上 フリー演技があったんですけど、監督さんが「キミたちできるよね。1分間自由にやって~」って。それぞれが細かくいろいろなことやっているので、よ~くチェックしてみてください。
野々田 「パラパラする時は、真顔で無になってやるのが昔流」って振り付けの先生に教わったので、ライヴのときには真顔にも注目してください。
浦上 僕らはパラパラ世代じゃないけど、やってみたらすごく楽しかったよね。
神田 うん、今まで長州小力さんのイメージだったけど(笑)。
横山 パラパラの再ブーム、来ますよ!
――冒頭に、<悩みも幸せも人間関係だ>という内容の歌詞がありますが、祭nine.の人間関係はどんな感じですか?
横山 まさに祭りです(笑)。まぁ、(髙崎)寿希也と(神田)陸人はデキていますね。ダーリン呼びしているもんね。
髙崎 してない、してない!
寺坂 寿希也は、陸人くんがボケようとしているのがわかったり、考えていることがわかる感じ。
野々田 すごく仲が良いんですよ。だからこそ、ふたりの大喧嘩を見るとおもしろくて。最近、めっちゃケンカしているよね。
寺坂 カップルみたい(笑)。
髙崎 ほかの人がケンカしなさすぎなんじゃない?
浦上 キミたちみたいにしょうもないことでケンカしないし。
髙崎 ぶつかってこそ、真のメンバーだろ!
神田 ぶつかってこい!
――(笑)。意外なところでシンクロしている人は?
野々田 この前ラーメン屋さんの話で(寺坂)頼我と(清水)タカくんがすごい盛り上がっていたよね。
清水 頼我は甘党で、僕は甘いモノ苦手なんですけど、なぜかラーメンの好みは合ってしまって(笑)。スタンダードなところからいくと、「最強だと思うラーメンチェーン店はどこだ」っていう話になって、ふたりとも『来来亭』だったんです。
寺坂 まっ先に浮かんだね。
清水 あと、『餃子の王将』で頼むものって話で、ふたりとも天津炒飯で。
寺坂 あの時は、涙が出そうになった(笑)。
浦上 感動やな(笑)。
清水 中華がふたりの心を繋ぎましたね。
一同 パチパチパチ(拍手)。
――まとまりました(笑)。さて、今回のシングルは、AからDの各パターンでカップリング曲が違います。そのカップリングについても1曲ずつ聞きましょうか。パターンAの「ラビリンス9」は、いつもの祭nine.と違う雰囲気の曲ですよね。マイケル・ジャクソンへのオマージュもあったりして。
清水 人気曲です。タイトルを言っただけでファンの子たちが「キャー」って言ってくれるんです。振り付けが細かいので、いろんなメンバーを見て楽しんでください。
神田 見どころは<タベチャウゾ>じゃない?
寺坂 ありがとうございます!僕のメインパート!本当に食べるつもりで。ヨダレをふく仕草をしながら、ちょっと妖艶な感じで恐怖を与えつつやっています。
清水 こういう「キャー」って言われる曲が増えるといいなぁ。
――パターンCの「さわらぬ夢に後悔あり」は、湘南乃風のSHOCK EYEさんの提供曲なんですね。
野々田 ライヴ映えする感じ。頭を振りたくなります。
神田 フェスとか、野外でやりたい曲ですね。
浦上 普段僕らがやっている祭り感のある曲と全然違うタイプの曲やから、最初は戸惑うかもしれないけど、思うがままに楽しんで欲しいなと思います。
――ライヴで良いアクセントになりそうな曲ですね。
寺坂 めちゃくちゃいいですよね。歌詞もパワーをくれる曲だし。SHOCK EYEさん自身も「待ち受けにすると運気が上がる」って言われている方じゃないですか。だから相当なパワースポットだよね。
横山 僕、SHOCK EYEさんを待ち受けにしています(笑)。
寺坂 耳から取り入れるパワーストーン。
髙崎 スポットでもストーンでもないし!パワーチューンです!
――そして、パターンDの「勇者なら」は、出だしのカッコよさにダマされますね(笑)。
横山 裏切られますよね。初披露の時も「カッコいい曲」ってめっちゃ煽ったんです。なのにそこからの……、「ニャーニャー」で(笑)。
野々田 あの時のファンの「キャー」って声、史上一番レベルでした(笑)。
髙崎 ずっと「キャー」って叫んでいるから不安になったんだけど、かわいいって意味の「キャー」なんですね。
■横山が歌い踊る!メンバーも若干引いている「イイムロ体操」とは?
――歌詞に<LOVEです>とありますが、最近のラブなことを教えてください。
清水 最近、特典会にちびっ子がたくさん来てくれるんですよ。めちゃくちゃ無邪気でかわいくて!ちっちゃい子LOVEです。
横山 最近体操にハマっています。自分で作った「イイムロ体操」ってヤツなんですけど……。やっていいですか?「呼ばれてないのにやってきたみんな大好きイイムロツヨシ♪」(実演中)急に降りてきた曲なんですよ。パッケージ化して無料配布したいと思います。ラジオ体操のように、全国に知れ渡ってほしい!
神田 これ、一昨日から始めたんですけど、すぐ飽きると思います(笑)。
髙崎 僕はガムです。常に口に何か入っていないと寂しくて……。
浦上 オーガニックリップです。乾燥から唇を守らないと(笑)。最近、上唇を噛んじゃう癖があって、血豆ができちゃったんです。それをリップで潤しています。
寺坂 家でワンちゃんを飼っているんですけど、ツアーとかあると会いたい気持ちが募っちゃって。家族とワンちゃんにLOVEですね。
野々田 僕もワンちゃん!イヴちゃんっていうミニチュアシュナウザーなんですけど、イヴちゃんを買ったペットショップに10年ぶりに行ったら、そこに10年前のイヴちゃんにそっくりな子がケージから僕のことを見ているんです。家族に速攻で写真を送って、今、検討中。この記事が出る頃には、家族が増えているかもしれません。
神田 やっぱり、猫ですね。ツアー中は写真を見返して、寂しさを紛らわせています。うちはトイレのカレンダーも猫という猫LOVE家族ですから!
――猫派と犬派に分かれましたね。女の子の性格も猫派と犬派がありますけど、どっちが好きですか?
清水 僕は犬派ですね。愛を注いでくれる感じがいいですよね。
寺坂&浦上&横山&髙崎 僕も!
野々田&神田 僕たちは猫派!
横山 ツンデレってよくわかんないじゃないですか。「さっきまで怒っとったやん?」みたいな。
野々田 僕が甘えたいタイプだし、ツンツンしている女性が好きなんですよ。
神田 気まぐれな女性がいいです。
――まもなく2018年も終わります。今年はどんな年でしたか?
清水 「HARE晴れカーニバル」では、念願のオリコン1位が取れました。九州ツアーもできましたし、東京とか新しい場所でイベントする機会もたくさんあったし、少しずつなんですけど、祭nine.の輪が広がってきている実感があります。
寺坂 いろんな場面で新たな一歩が踏めた年かな……と思います。グループとしても強くなれたし、パフォーマンスでもいろんなことに挑戦させてもらったし。
――2019年は、どんな年にしたいですか?
清水 やっぱり大きなステージに立ってみたいですね。
寺坂 僕たちも、先輩方が立ったような大きなステージに立ちたいですね。参加させてもらった時、”こんなすごい景色なんだ”と思ったし、”祭nine.で作るその景色はどんなものなのか”を想像しました。来年は、東京・日本武道館で祭りを起こしたいです。
文/坂本ゆかり

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