イ・スンギと過ごす甘いバレンタイン
「これからも歌手を続けたい」

スクリーンに「Are You Ready?」という文字が映し出されカウントダウンが開始すると、ファンは緑色のペンライトを振りながらイ・スンギの名前を呼び大歓声で彼を迎えた。「僕の女だから(Elec ver.)」「誰も(Elec ver.)」の2曲で会場を一気にヒートアップさせたイ・スンギは、「戻す」ではやわらかな歌声を届けた。

前日の公演が大雪の影響で開催が中止になったことを受け、「昨日はお会いできずにとても悲しかった。ここまで来てくださりありがとうございます。感謝の心を歌でお伝えする」とファンとの約束を交わしたイ・スンギ。「バレンタインデーにぴったり」と話す「結婚してくれないか」では会場を甘い雰囲気で包み込んだ。

そして、ここでファンからのリクエストランキングベスト20が発表された。ランキング外だった「Happy Ending」をギターの演奏とともに即興披露してファンの興奮を誘った彼は、2位の「最後のその一言」、1位の「最初のようにあの頃のように」で会場を一層盛り上げた。

イ・スンギはその後も「もういないから」(SISTAR19)のセクシーなパフォーマンスでファンの目を釘付けにし、カラオケ人気曲であるトロット(韓国演歌)「昭陽江の乙女」(キム・テヒ)ではタンバリンを手に楽しそうな笑顔を見せた。「Slave」「どうかしてたんだ」「旅に出よう」ではステージを隅から隅まで駆け巡って会場中のファンとの交流を図り、アンコールではリクエストランキング3位の「僕たち別れよう」でピアノの弾き語りを披露した。

バラードからロック、トロットなど様々なジャンルに挑戦したイ・スンギは、「デビュー10周年目にして、公演が中止になったのは昨日が初めてだった。気分が重かったが、皆さんの笑顔を見てパワーが出た。これからも歌手を続けたい、皆さんと一緒にいたいと思えた。これからの10年もまた頑張りたい。また会いましょう」と挨拶を残し、深々と頭を下げた。(写真提供=フラウインターナショナル)

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