11月25日@マイナビBLITZ赤坂

11月25日@マイナビBLITZ赤坂

ワンダーウィード、
メンバーの卒業公演も兼ねた
ワンマンにて第二章が幕開け

ちょっぴりセンチメンタルな気持ちも忍ばせ、ワンダーウィードは「タイムマシーン」を歌唱。“ありったけの声を張り上げたよ”の声へ負けじと、フロアーからも熱い声が飛び交う。夢に向かう真っ直ぐな気持ちを、彼女たちは「タイムマシーン」に乗せ届けていく。この歌に触れながら、ワンダーウィードと一緒に終わらない夢を追いかけたい。そんな想いに5人が心を熱く染めてくれた。

MCコーナーでは、地方遠征の思い出話を披露。北海道で食べたスープカレーやジンギスカン、福岡ではラーメンともつ鍋、大阪ではたこ焼きを食べたしさ。名古屋ではヤバトンのお弁当を食べたよねと、何故か食べ物の話が中心。それまでの熱狂とは対極にあるプライヘートな表情の見えるトークも彼女たちの魅力だろう。

“あふれたす想いを to you!!”。披露したのが、胸をキュンキュンときめきの色に染めあげる「サンシャイン」。キラキラ眩しい姿を描きながら、無邪気な可愛さと元気を振りまく姿がとても眩しい。その姿に触れながら、会場中の人たちも大きく手を振り心をときめかせていた。

手拍子をするメンバーに誘われ、会場中の人たちが「あなたと二人で」に合わせ大きく手拍子をすれば、熱い声をぶつけだす。胸をドキュンと弾ませる純真な恋物語を歌う彼女たち。“あなたと二人で手を繋いでどこまでもゆく”と歌う声を聞き、誰もが心の手を彼女たちへ伸ばしていた。

恋する気持ちが、どんどん脹らみだす。センチメンタルな心模様を、胸の内に秘めた想いを告白するように、ワンダーウィードはバラードの「好きだ、ばか。」を温かい声を重ね合わせ歌いかけた。“忘れることなんて出来ないよ”と切ない乙女の胸の内を届ける彼女たち。笑顔も彼女たちに似合う洋服だが、切ない胸の内を吐露する歌も普段は見せない洋服を着た姿。だから、何時も以上にドキッと胸が疼いてしまうのかも。

表情は一変。光へ向かって駆けだす演奏に飛び乗り、メンバーたちがタオルを振りまわし、キラキラ輝く笑顔で「トドカナイヤ」を歌いだした。心に元気のエナジーを降り注ぐ楽曲に触発され、騒ぐ観客たち。舞台上の5人も“Oh! Year!!”と声を上げ、熱を増す空間の中、とびっきりの笑顔を浮かべ楽しくはしゃいでいた。

今回のツアー中のメンバーたちの姿を映し出したメイキング映像に続き、舞台には、滝沢あきなを加えた6人のメンバーたちの姿があった。ここからは、滝沢あきなを加えた6人編成のワンダーウィードとしてのステージへ。何時か輝く一等星になろうと誓いを立てるように、6人は力強く「六等星」を歌いだした。この歌は、何時だって彼女たちの夢を追う気持ちを支えてきた。だからこそ、6人で歌ったこの日の「六等星」は、これまで以上の輝きを観客たちの心にも降り注いでくれた。何よりメンバー自身が、「六等星」に込めた想いを噛みしめながら、力強い声に変え想いをぶつけていた。

続く「アオイホシ」でもワンダーウィードは、仲間たちと一緒に前へ進む想いを歌に投影。互いに胸の内を分かち合い、この綺麗な青い星へ自分たちの気持ちを重ね合わせ、未来へ共に煤見合う想いを確かめあっていた。サビで会場中に広がった満面の星空も、とても美しく眩しかった。

6人編成の最後は「get to chance」だ。これは、何時だってチャンスをつかもうと前向きに挑戦し続けるワンダーウィードのテーマ曲。“叶えたい想い、ここで叫べ!”と歌う声を受け止めるたび、彼女たちと一緒にこれからも夢を追い求めたくなる。たとえ、いろんな出会いと別れを繰り返そうと、確かな夢や想いがある限り、何時だって、何度だってそのチャンスをつかめる。“今しかない”と思った瞬間の気持ちを何度でも信じながら、これからもワンダーウィードと一緒にこの熱狂を味わい続けたい。

ここから、ふたたび5人編成のワンダーウィードへ。5人はワンマンでしか歌わない妖艶な歌謡ロックナンバー「愛のマグナム」を歌いながら、客席最前線へ姿を現した。観客たちの目の前で挑発する姿に、心がクラッとする。彼女たちは客席を練り歩き、ファンたちと目の前で触れ合いを重ねていく。まさかのサプライズな演出がたまらない!!

荒々しいロックな演奏に乗せ、みずからの存在証明を示すように。何より、弱肉強食な世界で勝ち残り前へと突き進む意志を高らかに示すよう、ワンダーウィードは「存在証明」を力強く歌いあげた。突き抜けた熱い歌声が胸を震わせる。彼女たちに触発され、魂が熱く震え立つ。もっともっと、その気迫を全身で受け止めたい。

気持ちをファンキーに騒がせる「Answer」の登場だ。挑発する彼女たちの歌声を全身で受け止めながら、感情を揺らす演奏に身を預け、心地良くこの身を揺らしたい。5人の一体化したパフォーマンスにも、ずっと視線は奪われていた。

心をドキドキさせる素敵なラブポップチューンの「夜空の列車」の登場だ。炸裂するギターサウンドに乗せ、彼女たちと一緒に心弾むウキウキな世界へ飛び出せ!! キュンキュンときめく歌が、観客たちの心もカラフルなときめきの色に染めあげる。さぁ、一緒に満面の笑顔を浮かべ、あの輝きをつかみにいこう!!

OKMusic編集部

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