最も注目を集めた球団は? 2018年のプロ野球を振り返る!

最も注目を集めた球団は? 2018年のプロ野球を振り返る!

最も注目を集めた球団は? 2018年の
プロ野球を振り返る!

2018年のプロ野球は、パ・リーグ2位の福岡ソフトバンクホークスがクライマックスシリーズから勝ち上がり、広島東洋カープとの日本シリーズを制して2年連続の日本一に輝きました。
そこで今回は、今シーズンのプロ野球を検索の視点から振り返ってみたいと思います。
カープ3連覇、ライオンズ10年ぶり制覇のペナントレース
調査に入る前に、まずはセ・パ両リーグのペナントレースで最終順位がどうだったのかを振り返っておきましょう。
セ・リーグは、最多勝利投手賞の大瀬良大地や最高出塁率者賞の丸佳浩らの活躍で投打がかみ合った広島東洋カープが、ペナントレース(レギュラーシーズン)を制して球団史上初のリーグ3連覇を達成しました。
クライマックスシリーズでもファイナルステージで読売ジャイアンツに3連勝するなど貫禄を見せましたが、日本シリーズでは惜しくも敗退。34年ぶりの日本一はなりませんでした。
一方のパ・リーグは、2度目の最多打点者賞を獲得した浅村栄斗や最多本塁打者賞の山川穂高らが活躍した強力な打線を原動力に、埼玉西武ライオンズが10年ぶりのリーグ制覇をしています。
こちらはクライマックスシリーズで福岡ソフトバンクホークスに敗れて日本シリーズへ進むことができませんでしたが、2019年もパ・リーグ優勝候補の一角となるのは間違いないでしょう。
球団名検索で人気が高かったのはどの球団?
ここからは、どの球団がdメニューで多く検索(*)されたのかをランキング形式で見ていきます。検索期間はプロ野球が開幕した週から日本シリーズが終了した週を含む2018年3月26日~11月4日の期間です。
1位 広島東洋カープ
2位 阪神タイガース
3位 読売ジャイアンツ
4位 中日ドラゴンズ
5位 福岡ソフトバンクホークス
6位 東京ヤクルトスワローズ
7位 横浜DeNAベイスターズ
8位 東北楽天ゴールデンイーグルス
10位 北海道日本ハムファイターズ
11位 埼玉西武ライオンズ
12位 オリックス・バファローズ
ランキングを見ていくと 、上位にはセ・リーグの球団が並びました。1位「広島東洋カープ」はじめ2位「阪神タイガース」、3位「読売ジャイアンツ」と上位3球団は全てセ・リーグという結果になっています。
この3球団のみで検索ログ全体に占める割合は5割以上となっており、各球団の人気の高さがうかがえますね。
上位3球団の検索数はどう推移した?
それでは続いて、検索数ランキング上位3球団の検索数推移を検証してみましょう。
最も検索数が急上昇していたのは、1位「広島東洋カープ」の9月24日の週でした。
これは9月26日の東京ヤクルト戦で優勝を決め、リーグ3連覇を果たしたことが理由のようですね。本拠地のマツダ スタジアム(Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島)で初めてリーグ優勝を決めたことも、検索数が増えた大きな要因と見て間違いないでしょう。
2位「阪神タイガース」と3位「読売ジャイアンツ」は、ともに検索数が大きく上昇することこそありませんでしたが、東西を代表する人気球団ということもあり、1年を通して継続的に検索されていたようですね。
沢村賞を獲得した「菅野智之」の検索数推移は?
ここでちょっと視点を変えて、選手個人の検索数推移にも注目してみたいと思います。
今シーズン注目された選手の一人に沢村栄治賞の選考基準7項目をすべてクリアし、2度目の受賞を果たした読売ジャイアンツの菅野智之がいますが、ここでは「菅野智之」の検索数推移を、埼玉西武ライオンズからポスティングシステムでの大リーグ挑戦が明らかになった「菊池雄星」と比較して見ていきましょう。検索期間は同じく2018年3月26日~11月4日です。
比較してみると二人とも9月後半まではほぼ同じような検索数推移でしたが、9月後半から「菅野智之」の検索数が急上昇しています。これは9月22日の東京ヤクルトスワローズ戦から登板した3試合で連続完封勝利を挙げる活躍をしたためと予想できますね。
検索数ピークを迎えたのは、10月8日の週でした。こちらは10月14日の東京ヤクルトスワローズ戦で、クライマックスシリーズでは史上初となるノーヒットノーランを達成したことが大きな要因と見て間違いないでしょう。
セ・パ新人王候補の検索数推移は?
最後に、編集部がピックアップした今シーズンの最優秀新人賞(以下、新人王)候補の検索数推移をセ・パのリーグ別に見てみましょう。まずはセ・リーグの検索数上位3名です。検索期間は同じく2018年3月26日~11月4日です。
最も検索数が上昇していたのは1位の広島東洋カープ「アドゥワ誠」の10月29日の週でした。今シーズンは中継ぎ投手の一角として53試合に登板。球団史上最年少で日本シリーズに登板したことによって注目を集め、検索数が上昇したようです。
2位の読売ジャイアンツ「吉川尚輝」はレギュラーに定着して攻守両面でのチーム貢献が期待されたシーズンでしたが、8月1日の横浜DeNAベイスターズ戦で骨折して残念ながらチームを離脱。これが7月30日の週に検索数が上昇した理由のようですね。
3位の横浜DeNAベイスターズ「東克樹」は規定投球回数以上の防御率ランキングで2位に入り、「新人王候補の本命」とされていた選手。
検索数が増えていたのは5月28日の週ですが、これはセ・リーグとパ・リーグの球団同士が公式戦で戦う「日本生命セ・パ交流戦」の記者会見が行われ、そこにセ・リーグ代表選手の一人として出席していたことが理由と推測できます。
続いては、パ・リーグ新人王候補の検索数上位3名で検索数推移を見ていきましょう。
最も検索数が上昇していたのはオリックス・バファローズの中継ぎ投手として欠かせない存在となった2位「山本由伸」でした。
検索数が上昇していた7月9日の週は、7月10日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦に登板して黒星を喫しています。この日まで33試合に登板して負け無しだったこともあり、世間の注目度も非常に高かったようですね。
検索数1位の東北楽天ゴールデンイーグルス「田中和基」は、チームの1番打者に定着し、日本代表の「侍ジャパン」入りも果たすなど、こちらも有力な新人王候補の一人。
8月1日のオリックス・バファローズ戦でプロ野球では8年ぶりとなる左右両打席での本塁打を放ちましたが、これが理由で7月30日の週の検索数が上昇していたと考えて間違いないでしょう。
オリックス・バファローズの3位「田嶋大樹」も有力な新人王候補ではありますが、開幕先発ローテーション入りして6月までに6勝を挙げた後にけがで戦線を離脱。以降は検索数推移に目立った動きがありませんでした。
オフシーズンもまだまだ目が離せないプロ野球!
今回は、2018年のプロ野球をdメニュー検索のデータから振り返ってみましたが、いかがだったでしょうか?
オフシーズンには選手の移籍や引退などの話も出てくるので、まだまだ各選手や球団の動向から目が離せませんね。
※所属球団は2018年シーズン中のものです。
【補足】
(*)検索ワードについては表記揺れを統一しています。例)「広島東洋カープ」「カープ」「広島カープ」など
データ提供:dメニュー検索数集計結果より(期間:2018年3月26日~11月4日)

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