【ザ・クロマニヨンズ
ライヴレポート】
『ツアー レインボーサンダー
2018-2019』
2018年11月14日
at 恵比寿LIQUIDROOM
本物が演奏し、本物が演奏する「人間ランド」を披露したあと、“『レインボーサンダー』最高!”と漏らすように叫ぶヒロト。軽快なギターとビートにフロアーがダンスした「ファズトーン」、会場中の合唱で始まり、“かかってこーい!”の合図にみんな笑顔で拳をあげた「恋のハイパーメタモルフォーゼ」、マーシーのロックンロールギターと、絶妙に絡むヒロトのブルースハープに酔いしれた「モノレール」と観どころ満載! 色とりどりの楽曲で雷が落ちるような衝撃を与えるライヴは、まさに“レインボーサンダー”である。いつ観ても何度観ても、雷に打たれたような新鮮な衝撃を与えてくれるから、ザ・クロマニヨンズはものすごい。
個人的に強く印象に残った楽曲は「サンダーボルト」と「GIGS(宇宙で一番スゲエ夜)」。ひと言ひと言を噛み締めるように歌うヒロトの切なさを帯びたヴォーカルとマーシーの胸に突き刺さるギターは、音源とは異なる感情と想像を与えてくれた「サンダーボルト」、そしてヒロトが笑顔を見せ、4人のぶちかます歌と演奏、パフォーマンスにロックンロールがあふれ出ていた「GIGS(宇宙で一番スゲエ夜)」に、ロックンロールが好きで良かったと心から思ったし、やっぱりライヴハウスが好きだと改めて思った。
撮影:柴田恵理/取材:藤田 潤
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