チャラン・ポ・ランタン 小春が月刊
「根本宗子」最新作の劇中楽曲を書き
下ろし

根本宗子が主宰する月刊「根本宗子」が、12月20日(木)~31日(月)に下北沢・本多劇場にて、第16号公演『愛犬ポリーの死、そして家族の話』を上演する。その劇中楽曲を、チャラン・ポ・ランタンの小春が書き下ろすことが明らかにされた。
劇団公演としては2016年上演の『夢と希望の先』以来の2回目の本多劇場上演となる今回は、29歳になった根本が、家族の在り方、家庭を築くということに着目。四姉妹とそれぞれの家庭を巡る家族同士の理解、再生の物語を描く。
この注目の作品の劇中楽曲を、チャラン・ポ・ランタンの小春が書き下ろすことが決定した。根本とかねてから親交のあったチャラン・ポ・ランタンが、根本からのラブコールをうけ、劇世界を彩るオリジナル楽曲を創る。月刊「根本宗子」とチャラン・ポ・ランタン、共に2019年に結成10周年を迎える2組のコラボレーション、大いに期待できそうだ。

【あらすじ】
早くに母を亡くした四姉妹の森家。四女の花以外はみんな嫁に行き、それぞれの家庭を築いている。ある日、家族行事で全員が実家に集まった日。花の愛犬ポリーが延長コードに巻きついて死んでしまう。「これは自殺だ」と言い出す花。旦那たちの横暴な態度でポリーはストレスを感じ自殺したのだと。愛犬の死をきっかけに完全に心を閉ざした花は、数ヶ月後ポリーにそっくりの男と恋に落ちる。しかしそれは花と歳のかけ離れたおじいさんだったーーー。

【プロフィール】
月刊「根本宗子」(げっかんねもとしゅうこ)
2009年5月実験公演を経て、同年7月の、創刊号『親の顔が見てみたい」が旗揚げ公演。脚本と演出はすべて根本宗子が務める。旗揚げ公演以来、年2回の本公演を重ねながら、本公演以外にもキャパ20名ほどのBARで行う『バー公演』シリーズや、本公演とはまた別の趣向の作品を上演する『別冊「根本宗子」』、演劇の様々な可能性を探る比較型演劇、『演劇実験「根本宗子」』など、様々なタイプの公演を行い、「根本宗子にしかつくれない」新しい演劇を創作し続けている。
*作・演出*根本宗子 (ねもとしゅうこ)
1989年10月16日生まれ 東京都出身。19歳で劇団、月刊「根本宗子」を旗揚げ。以降、劇団公演ではすべての作品の作、演出を手掛け、女優としても外部作品にも多数出演。最近ではテレビドラマなどの映像脚本を手がけるなど、演劇以外でも精力的に活動中。2015年上演の「夏果て幸せの果て」にて、第60回岸田國士戯曲賞最終候補作品に選出された。現在、ニッポン放送「オールナイトニッポン 0」の月曜パーソナリティを担当している。
*劇中楽曲*チャラン・ポ・ランタン 小春 (こはる)
もも(唄)との姉妹ユニットでアコーディオンを担当。2009年に結成、2014年にエイベックスよりメジャーデビュー。 バルカン音楽、シャンソンなどをベースに、あらゆるジャンルの音楽を取り入れた無国籍のサウンドや、サーカス風の独特な世界観で日本のみならず、海外でも活動の範囲を広める。11月23日(金・祝)には結成10周年目突入記念公演「大拍乱会」を東京・NHKホールにて行う。
チャラン・ポ・ランタン 小春

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