シス・カンパニーがKERA演出『ヴァー
ジニア・ウルフなんかこわくない?』
を再演~大竹しのぶ・稲垣吾郎・とも
さかりえ・段田安則が出演

シス・カンパニーが、2006年に上演したエドワード・オルビーの『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』を2019年4月に再演する。演出は先ごろ紫綬褒章受章が決まったケラリーノ・サンドロヴィッチ。出演は大竹しのぶ稲垣吾郎ともさかりえ・段田安則。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
エドワード・オールビー(1928年3月12日~2016年9月16日)は20世紀アメリカを代表する劇作家の一人。1958年『動物園物語』で劇作家としてデビュー。1962年にブロードウェイで初演された『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』は、二組の夫婦の間の激しい罵り合いによって夫婦の偽善的関係が浮かび上がっていく三幕の戯曲だ。1963年度トニー賞でBest Play賞を獲得した。1966年には、ハリウッドでマイク・ニコルズ監督により映画化されている。
シス・カンパニーによる2006年上演時には、2007年第14回読売演劇大賞(2006年上演作品対象)で「最優秀作品賞」、また、ジョージ役を演じた段田安則に「大賞」「最優秀男優賞」をもたらすなど、各種演劇賞を獲得した。
【STORY】
結婚23年目を迎えた大学教授夫妻ジョージ(段田安則)とマーサ(大竹しのぶ)。惰性の結婚生活と幻滅の毎日の中で、二人はある刺激を求めていた。ある夜、マーサの父である学長主催のパーティから泥酔気味で帰宅した二人は、パーティで知り合ったばかりの新任の助教授夫妻ニック(稲垣吾郎)とハネー(ともさかりえ)を自宅に招き入れる。この初対面同然の若いゲストの面前で、ジョージとマーサはお互いの不満を爆発させ、激しく罵りあい、その露悪的な振る舞いはエスカレート。やがて、その矛先は若夫婦にも向けられ、否応なくこの狂気のゲームに巻き込まれていく。眠りを忘れた長い夜に繰り広げられる壮絶な戦い。果たして、彼らに夜明けは訪れるのか?!

【公演期間】 2006年6月5日(月)~6月30日(金)
【公演会場】Bunkamuraシアターコクーン (東京公演のみ)
【主な受賞】
◎第14回読売演劇大賞(2006年上演作品対象)
*最優秀作品賞
*大賞・最優秀男優賞:段田安則
*優秀スタッフ賞:照明:小川幾雄
◎第6回朝日舞台芸術賞:段田安則
◎第41回紀伊國屋演劇賞団体賞:シス・カンパニー(2006年の演劇活動に対し)
◎第14回湯浅芳子賞翻訳・脚色部門:翻訳:徐賀世子

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