HYDE、ケツメイシ、高橋優など
10月リリースの作品15作を紹介
3年振りのアルバムはコンピ収録曲やWEBのみの公開曲といった貴重な楽曲に、未発表曲や新曲を加えたセルフコンピレーション。最新曲「I Fell For You, Fuck You」で始まり、時代もバラバラでカバー曲も多く含む今作だが、パンクにロックンロールにと、ルーツや核となる部分がオリジナルアルバム以上に色濃く滲み出た聴き応えのある作品だ。彼の音楽を掘り下げ、深く理解するのに最適な一枚です!
TEXT:フジジュン
TEXT:フジジュン
オルタナティブ/ハードコアをルーツに気骨漲る音像を放つ奈良発3人組の2ndアルバムがマジで素晴らしい。冒頭を飾る表題曲から心を鷲掴みにされてしまった。色目を使わず、男臭く激情に満ちたエモーションは本気度MAX。荒々しく叫ぼうとも芯のある歌心あふれるヴォーカルは多くの人を惹き付ける魅力こと請け合いだ。地を這う轟音からメロウな旋律まで聴かせ、この器用さも大きな武器と言える。
TEXT:荒金良介
TEXT:荒金良介
イベント『琳派ロック』から派生した、絵師・木村英輝×プロデューサー・長戸大幸による共同制作アルバム。軸にあるのはブルースで、京都弁を含めて情緒たっぷりに男らしさを醸し出しつつ、享楽と憂いを滲ませて聴かせる。ハードに轟くギターサウンドや社会風刺的なメッセージ、歌謡性など、さまざまな琳派の真髄が感じられるのが魅力だ。近藤房之助、葉山たけし、徳永暁人(doa)、森丘直樹(dps)ら多くのミュージシャンが参加。
TEXT:田山雄士
TEXT:田山雄士
『不思議の国のアリス』をモチーフにしたダークファンタジーなMVも話題の新曲は、ゴシックで憂いのあるメロディーからオルタナティブで攻撃的なサウンドへと展開。恒例のハロウィンパーティーを熱く盛り上げてくれそうだ。映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』への提供曲に歌詞を書いてセルフカバーした「監獄ROCK」も漆黒ゴシックなシャッフルナンバーで、こちらもライヴ映え間違いなし!
TEXT:山本弘子
TEXT:山本弘子
首里城前で撮ったジャケ写も貫禄が出てきた11枚目のアルバム。変わらず夏を、夢を、涙を歌い、人生を謳歌する4人を羨ましいと思うのは僕だけじゃないはず。時の流れに逆らわずに現在を受け入れ、年齢を重ねたからこそ伝えられるメッセージをしたためて、軽快に届ける。それがルーティンにならず、常に新たな挑戦に挑んでいるからすごい。今作も退屈な日々に刺激を与え、前向きな気持ちにしてくれる一枚となった。
TEXT:フジジュン
TEXT:フジジュン
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